今回はティバーから発売していますドイツ製テンションラバーエボリューションFX-Dをレビューしたいと思います。
このラバーは2022年10月に発売したラバーで数あるエボリューションシリーズの中でもスポンジ硬度が柔らかめの使いやすいラバーになっており中級者クラスの選手でも扱いやすいラバーになっています。
エボリューションシリーズと聞くとMX-PやMX-Dが看板ラバーでFX-Dのついてはそもそもあることすら知らなかった・・・なんて方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はラバーを詳しくレビューするのとどんな選手におすすめできるラバーなのかを紹介していきたいと思います。
商品情報
- エボリューションFX-D
- ドイツ製テンションラバー
- ラバー色:赤、黒
- スポンジ硬度:44度
- スポンジ厚:1.9、2.1
- 価格:7810円(税込)
威力をキープ。使いやすさを追求したFX-D
EL-Dよりも柔らかめのスポンジを採用し、さらに扱いやすさを追求したのがFX-Dです。トップシートの強さをキープすることで、ボールの威力を失わずにコントロール性能を格段に高めました。スポンジ硬度以上に、威力を感じることが出来ます。
TIBHAR HPより引用
ラバーの特徴としてはエボリューションシリーズの中では2番目にスポンジ硬度が柔らかめの硬度44度のスポンジを採用したラバーで、一般選手層でも使いやすい硬度のラバーになっています。中間硬度のラバーの硬度として多いのが45度ですがエボリューションFX-Dは1度柔らかめの44度なっています。
エボリューションシリーズの看板ラバーであるMX-PやMX-Dはスポンジ硬度が50度、51.5度と硬めのスポンジ硬度の為パワーのない選手やレディースの選手には使いにくいラバーでした。そんな悩みを持つユーザーにおすすめしたいのがFX-D。
FX-Dはスポンジ硬度44度という中間硬度のスポンジを採用したことにより威力は少し落とすけどコントロール性や安定感を増やすことができるラバーになっています。ちなみに似ているラバーとしてエボリューションFX-Pがありますがこちらはスポンジ硬度42度でシリーズの中では一番柔らかいスポンジ硬度になっています。
スポンジ厚は1.9、2.1の2種類、価格は他のエボリューションシリーズ同様定価7810円となっています。
シート、スポンジ
まずはシート、スポンジから見ていきます。シートは他のエボリューションシリーズ同様光沢があります。ラバーのテンションもしっかりかかっておりラバーが若干反っていました。
スポンジも他シリーズ同様赤いスポンジになっています。
ラバーを横から見ますとこんな感じになっています。少し見づらいかもしれませんが粒の形状は太めで低い粒形状になっています。シート形状的には回転系のラバーになっています。
重量
今回はスポンジ厚2.1㎜、ラケットはビスカリアに貼って測定致しました。
カット前のラバー重量ですが72gでした。
ラケットに貼り付け後の切れ端を測定しました所23gでしたので72-25=47gですのでエボリューションFX-Dの重量は2.1㎜で47gと重量は少々重めのラバーとなっています。
ここからは実際に打ってみた感想をレビューしていきたいと思います。