粒高ラバーにはスポンジが付いているものとスポンジが付いていないラバーがあります。
まだ卓球を始めたばかりの選手はこの差が何なのか分からない選手も多いかと思います。
そこで今回は粒高ラバーのスポンジの有無でどのくらい変わるのかについて紹介したいと思います。
打球の安定性と変化幅が違う
粒高でもスポンジがあった方がコントロールがしやすく打球が安定します。
スポンジがある為打球した時の衝撃が吸収されて粒の倒れ方が浅くなります。
そうすることで打球に安定感が加わります。
ですがその分変化幅といった部分ではスポンジ無(OX)に比べ劣りますが攻撃のしやすさ、打球の安定感はスポンジ有の方がいいです。
逆にOXは打球した際スポンジで吸収されないので粒が大きく倒れます。
粒が大きく倒れる分強烈な変化が生じて複雑な回転がかかったりします。
ただスポンジがない分弾まないのでコントロールや攻撃したい時など守る時以外の技術はやりづらい部分が多いです。
どんな選手が使う?
スポンジ有の粒高の場合はカットマンの選手や異質攻撃型の選手などが使用することが多いです。
スポンジ有の方がカットやブロックの安定性、チャンスボールを強打する時など変化を取るよりも大事な部分があるのでスポンジ有を使用する選手が多いです。
その一方上級者レベルのカットマンの中にはスポンジが0.5㎜といった「超極薄」のラバーを使う選手も珍しくありません。
超極薄のラバーはOXとスポンジ有の粒高の中間の様な立ち位置のラバーでスポンジ有の安定感、OXの変化といったように両方のメリットがあるラバーです。
ただしその分使いこなすのは難しいのである程度基礎が固まってから使うラバーともいえます。
一方OXはペン粒高の選手や異質攻撃型でも変化幅で勝負したい選手が使用していることが多いです。
ブロックを主戦にしていることもありまずはブロックの止めやすさ、プッシュのやりやすさを重視している選手が多いのでOXを使う選手が多いです。
番外編
半粒とは?
「半粒だからやりにくかったわー」そんな言葉を聞いたことある方もいるかと思います。
半粒とは変化系表ソフトの事であり中国でよく半粒と言われているそうです。
代表的なラバーはアタック8、388C-1など粒と表ソフトの中間の様な性能の表ソフトラバーです。
まとめ
今回は粒高表ソフトと1枚の違いについて紹介しました。スポンジがあるかないかで粒高の性能がガラッと変わりますので粒高を選ぶ際は今回の記事を参考にしてみて下さい。