今回は私が10年以上卓球をやっている中で試合してきた上級者との違いについて書いていきたいと思います。
有難いことにこれまで数多くの上級者(全国クラスor全国トップクラスの選手)と試合をしてきました。
当然力の差は大きく私の様な中級者クラスの選手では到底足元にも及ばないレベルでした。
しかし上級者いえど何か特別な事をやっているのかというとそういうわけでもないです。
その中で私が感じた事を今回は書いていきたいと思います。
上級者はボールの質が高い
当たり前やろ!と思うかもしれませんが上級者の選手はボールの質が高いです。
特に感じたのは台上処理。上級者の選手はストップの質が高いです。低いのはもちろん台から出ることはほとんどないです。中級者クラスの選手ですとストップしているつもりでも実際には台から出ていたりするのですが上級者の選手はビタ止まりのストップを安定して入れてきます。
あとはサービスの質が高いです。回転量はもちろん低くて分かりにくいサービスが多いです。そして上級者の選手ほど縦回転のサービスが分かりにくいです。
下回転とナックルの違いが分かりにくくボールの飛びで判断するしかないくらい上手な選手もいるくらいです。
ブロックが硬い
中級者クラスの選手同士なら打ち抜けるようなボールも上級者選手の前では簡単にブロックされてしまいます。
余計な力が入っていないこともあり力まずスムーズなブロックをできる選手が多いです。
ドライブは一発はブロックできる
よほどのパワープレーヤーでもない限り意外とドライブはブロックできます。むしろ自分がラリータイプの選手ならば多少ラリーにもなったりします。
ですが上級者の選手は一発で打ち抜きに行くよりかは連打できるスイングで打っている選手が多くよほどブロックに自信がないと点を取っていくのは難しいです。
余計な力が入っていない
そして試合をして一番感じることは余計な力が入っておらずリラックスして打っているということです。
中級者クラスの選手ですとチャンスボールなど決めに行かなくてはという部分では余計な力が入ってしまいミスが多くなってしまいます。
しかし上級者の選手は経験の差なのかリラックスしてボールを打っており、中陣からカウンターで巻き返されても慌てずに対応している選手がほとんどです。
そういった余計な力を入れないといった点も上手くなるうえでは大事になってくるのかなと思います。
まとめ
今回は中級者と上級者の違いについて紹介しました。上級者も特別すごい技を持っている選手は意外と少なくボールの質の高さ、基本に忠実なプレーをする選手が多いです。
逆を言ってしまえば我々中級者クラスの選手でもボールの質さえ高めれば上級者に近いボールを打つことができるということですので参考にしてみて下さい。