今回はVICTASから2022年春に発売のラバーV>20ダブルエキストラをレビューしたいと思います。
このラバーは元日本代表でVICTASアドバイザリースタッフである岸川聖也さんがプロデュースのラバーで発売前から初回生産ロットが完売するほど注目されているラバーです。
世界のトップで戦ってきた岸川聖也さんプロデュースということでどんな高性能ラバーなのか?今回はそんな注目の新製品を詳しくレビューしていきます!
またV>22ダブルエキストラについても別記事にてレビューしていますのでそちらも合わせてご覧になってみて下さい。
ラバー情報
- V>20Double Extra(ダブルエキストラ)
- ハイエナジーテンション裏ソフト
- スポンジ厚:1.8、2.0、MAX
- ラバー色:赤、黒
- スポンジ硬度:52.5±3度
- 価格:定価6820円(税込)
圧倒的な安心感。VICTASから新感覚ラバーが登場。
キーワードはインパクトの瞬間の「許容」「遊び」。スポンジ硬度は52.5度だが、硬さは感じない。むしろその弾力が心地よく、その打球感に誰もが驚く。
打った時のボールは威力十分、あらゆる攻撃で相手コートに収まる安心感。「競り合いで信頼できるラバー」が生まれた。
VICTASHPより引用
ラバーの特徴としては弾んで威力も出るけどしっかり台にも収まりやすいラバーになっています。
スポンジ硬度は52.5度と硬いですが打球感はそこまで硬くなく使いやすいラバーになっておりまさに夢のようなラバーになっています。
しかし実際に打ってみないといいラバーなのかは分かりませんのでまずはラバーを詳しく見ていきたいと思います。
シート、スポンジ
まずはシートから。シートの表面はV>15エキストラと同じようなシートになっています。光沢のあるシートでザ・ドイツ系といった感じのシートです。
スポンジも他のVシリーズと見た感じは変わらないです。気泡の細かいスポンジが詰まっている感じです。52.5度のスポンジですが触った感じはそこまで硬く感じませんでした。
通常MAXですとスポンジ厚は2.1㎜~2.2㎜のラバーが多いですがV>20ダブルエキストラは2.3㎜~2.4㎜の設計になっておりその分シートを薄くして食い込みやすくしています。
ラバーを横から見るとこんな感じです。粒は低く間隔は広めのシート形状になっています。
ラバー重量
V>15エキストラなどは重量が重いラバーですがV>20ダブルエキストラはどうでしょうか。
今回はスポンジ厚MAXでの測定です。
カット前のラバー重量は72gでした。
今回は157×150一般的なシェークハンドのラケットに貼り付けています。
貼り付け後が187gでした。貼り付け前が140gでしたので187-140=47gでした。
ですのでV>20ダブルエキストラの重量はMAXで47gと最近のラバーの中では軽い部類のラバーになっています。
ここからは実際に打ってみて感想をお伝えしたいと思います。