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バタフライ アポロニアZLCをレビュー インナーフォースレイヤーZLCとの違いは?

2020年5月2日



今回はバタフライから出ているラケット、アポロニアZLCをレビューしたいと思います。


このラケットはポルトガルのティアゴ・アポロニア選手の使用モデルであり、ZLカーボンが内側に入った特殊素材のラケットになっています。


インナー系のラケットといえばインナーフォースレイヤーZLCが同じ素材のラケットでも使用率が高いですが、2本のラケットの違いと打ってみた感想をお伝えしたいと思います。

商品概要



・アポロニアZLC

・5枚合板+ZLカーボン(インナー)

・ブレードサイズ:157×150

・ブレード厚:5.7㎜

・グリップ:FL、ST、AN

・平均重量:91g

・価格:定価27500円

インナーフォースレイヤーZLCとの違い

アポロニアZLCインナーフォースレイヤーZLC
合板構成5枚+ZLC5枚+ZLC
ブレード厚5.7㎜5.7㎜
ブレードサイズ157×150157×150
平均重量91g89g
価格(定価)27500円23650円



2本のラケットに大きな違いは特にないです。ブレードサイズもブレードサイズも一緒です。平均重量と価格が違うだけでスペックはほぼ一緒といえるでしょう。


グリップはインナーフォースレイヤーZLCよりアポロニアの方が若干太めなので手の大きい選手などはアポロニアの方がフィットするかもしれません。

打ってみた感想

インナーフォースレイヤーZLCより弾む印象



打ってみた感想ですインナーフォースレイヤーZLCより弾むかなと感じました。


軽く打った感じや台上処理ではそこまで差は見られませんでしたが強打した時や、台から下がってプレーした時はアポロニアZLCの方が威力が出しやすかったです。

穴の少ない優等生ラケット



ラケット全体の打ってみた感想としてはインナー特有の球持ち、適度な弾みがあるので特にやりにくい技術がなくオールラウンドに使用できるラケットだと思います。


アウターほど弾みはないですがしっかり弧線を描いてボールを打つことができますし、且つ強打時は威力も出しやすいです。


ただある程度回転を掛けられる選手でないとインナーでも素材自体が硬めの素材なのでボールを掴む前に飛んで行ってしまうことがあります。

価格が高い



価格だけで見ればインナーフォースレイヤーZLCの方がアポロニアZLCより3000円ほど安いです。


基本契約選手の名前が入ったラケットは価格が高いです。

まとめ

どちらがおすすめ?



→2本のラケットにそこまで大きな差はなし。インナーでも弾みが欲しいならアポロニア、安定感が欲しいならばインナーフォースレイヤーZLCがおすすめ

今回はアポロニアZLCをレビューしました。

インナーフォースレイヤーZLCと大きな違いはありませんでしたがグリップが少し太い、僅かにインナーフォースより弾むといった微妙な違いがありますので気になる方は参考にしてみて下さい。

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