シェークハンド ラケット

ニッタク アコースティックシリーズをレビュー!それぞれのラケットの特徴とは?

2021年1月12日



今回はニッタクの人気ラケットアコースティックシリーズ3種類をレビューしたいと思います。


アコースティックといえばニッタクを代表するラケットであり使用者も多い人気ラケットです。


今回はそんなアコースティックシリーズ全3種類の紹介とそれぞれのラケットの特徴を詳しくレビューしたいと思います。

【基礎知識】アコースティックシリーズとは?



アコースティックシリーズを始めニッタクの弦楽器シリーズと呼ばれるラケットには「弦楽器製造技術」という木材の表面にある微細な凸凹に均一に接着剤を入れ込む特殊な接着技術を使っています。


これにより硬さのバラつきが少なくスイートスポットが広がったり、木材本来の打球感の良さを最大限引き出せるようになっています。


アコースティックには5枚合板であるアコースティックを始め、外側にカーボンを入れたアコースティックカーボン、内側にカーボンを入れたアコースティックカーボンインナーの3種類のラインナップがあります。


アコースティック



まずはシリーズ1作目のアコースティックから。合板構成は木材5枚合板になっており人気の木材ラケットになっています。


特徴としては広い選手層におすすめできる万能ラケットだということ。木材でコントロールしやすいということで初中級者でも使いやすいですし、それなりに弾みもありますので上級者クラスで木材の打球感が好きな選手にも人気のラケットです。


5枚合板らしく台上処理やレシーブがやりやすく安定したプレーをしたい堅実な選手には使ってもらいたいラケットになっています。


グリップも通常のフレア、ストレートだけでなくLGタイプ(グリップが太いバージョン)もありますので細いグリップが苦手な選手でも使ってもらえるラケットになっています。


価格は定価19800円。木材ラケットの中では高級なラケットになっています。



アコースティックカーボン



アコースティックカーボンはアコースティックをベースにFEカーボンを外側に搭載したラケットでよりスピードの出るようにしたラケットです。


伊藤美誠選手が使用していたことで有名なラケットでもあります。


カーボンラケットというと弾みすぎるといったイメージを持つ方もいますが、アコースティックカーボンはアコースティックの球持ちの良さを生かしながらスピード性能を高めたラケットになっており意外と使いやすいラケットになっています。


価格は定価22000円。特殊素材ラケットということもありアコースティックよりも価格が高くなっています。


こちらもグリップが太いLGタイプのラケットもあります。

アコースティックカーボンインナー



アコースティックカーボンインナーは先程紹介したアコースティックカーボンのカーボン配置を内側に変えたインナータイプのラケットになっています。


インナーラケットということもあり球持ちがいいながらも威力のあるボールを打つことができます。


カーボンラケットを使いたいけど硬すぎる打球感が苦手、木材のラケットよりは威力が欲しい選手におすすめのラケットになっています。


価格は22000円。アコースティックカーボンと同じ価格になっています。


こちらもグリップの太いLGタイプがあります。

3種類の比較表

アコースティックアコースティックカーボンアコースティックカーボンインナー
打球感やや柔らかめ硬めやや硬め
弾み
球持ち
重量(平均)88g90g90g
価格19800円22000円22000円



3種類を項目ごとに分けるとこのような感じになります。

  • 球持ち、安定重視ならばアコースティック
  • 威力重視ならばアコースティックカーボン
  • 威力+球持ちならばアコースティックカーボンインナー


このようなイメージで選んでもらえればいいかなと思います。

まとめ



今回はニッタクのアコースティックシリーズを詳しくレビューしました。


一概にアコースティックといっても3種類の中から自分に合ったラケットを選ぶことができますのでラケット選びの参考にしてみて下さい。

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