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テナジーとディグニクスの違いって?詳しく紹介

2020年6月5日



今回は大人気ラバーテナジーとトップ選手を始め人気急上昇のラバーディグニクスの違いについて解説したいと思います。


「ディグニクスの方がテナジーより性能がいい」

「ディグニクスは硬いから中級者層はテナジーの方が扱いやすい」

など巷ではいろいろな声がありますが実際どうなのか?今回はラバーの性能やそれぞれの特徴を詳しく解説したいと思います。

テナジーとディグニクスの違い



今回は代表的なテナジー05とディグニクス05で比較したいと思います。

テナジー05ディグニクス05
硬度36度40度
重量(特厚)45g47g
価格オープン価格オープン価格
※重量は157×150のブレードに貼った場合の目安



まず2つのスペックの違いですが最大の違いはスポンジ硬度です。テナジーが36度なのに対してディグニクスは40度と4度硬くなっています。

バタフライ硬度ですので+10度くらいと考えてください。ですので一般的な硬度で表すとテナジー05は46度、ディグニクス05は50度くらいです。


テナジーはスプリングスポンジを採用していますがディグニクスはスプリングスポンジXというスプリングスポンジより弾性を高めたスポンジを採用しています。


重量はそこまで大きな違いはなくディグニクスの方が少し重めといえるでしょう。


価格は2枚ともオープンプライスとなっていますが相場としてはテナジーが6000円後半~8000円、ディグニクスが8000円~9000円ぐらいで売られていることが多いです。

しっかり回転を掛けたいならテナジー



まず威力よりしっかり回転をかけたい選手はテナジーの方がいいでしょう。


回転量の最大値はディグニクスの方が上ですが、テナジーよりも打球感が硬いのでしっかりインパクトできないと回転量のあるボールを打つことができません。


テナジーは硬すぎず柔らかすぎずの硬度ですのでしっかりインパクトできなかったり、打ちあぐんでしまった時でも回転量のあるボールを打つことができます。

威力を出したいならディグニクス



当然テナジーよりも硬いので使いやすさより威力を重視したいならディグニクスがおすすめです。


しっかり打った時の威力、ボールの伸びはテナジー以上のものがあります。


ただその分飛ばしたくない技術(ストップやブロック)なども難しくなるのでしっかりインパクトができる且つ柔らかいタッチでボールを処理できる選手はディグニクスの方がおすすめです。

ボールが上に上がる感覚はテナジー>ディグニクス



テナジー特有のボールをグッと掴む感覚がディグニクスにもあるかというとそうでもなく、球持ちという面ではテナジーの方がおすすめできます。


ディグニクスも他のテンションラバーに比べればグッと掴んでくれますがテナジーの様なラバーが上に上げてくれるような感覚はあまりないです。

ディグニクスは前に振りぬければ威力が出る



ディグニクスの性能を最大限に引き出すコツとしてしっかり前に振りきれる選手が使うと威力が出ます。


硬いラバーということもあり中途半端なスイングですと威力が出しにくいです。


中級者層の選手ですと下から上に振る選手が多いですが、しっかり前に振り抜いてスイングできた方がディグニクスの威力や回転量を引き出すことができます。

ラバーの寿命はディグニクスの方が長持ちする



テナジーはラバーが痛むのが早いといったイメージがありますがディグニクスはテナジーよりシートが強いのでラバーの寿命は長持ちします。


ほぼ同一条件で使ったテナジー05とディグニクス05を比較してみますとディグニクス05の方がシートの引っ掛かりや傷み具合が少ないので長持ちするといえるでしょう。

まとめ

インパクトに自信があるならディグニクス、安定感も欲しいならテナジー



今回の記事を簡単にまとめますとしっかりインパクトできる、硬いラバーを使いこなせる選手はディグニクス、威力も欲しいけど安定感も欲しい選手はテナジーがおすすめです。


どちらもそれぞれいいところがありますので自分のプレースタイルに合わせたラバーを選ぶといいかと思います。

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