卓球王国日本、その歴史は長く過去には世界王者を何年も出し続けてきた黄金時代もあったほどです。
しかし現在は中国が全種目において王者を独占していますが日本人の世界チャンピオンは何人いるのか?今回は紹介したいと思います。
※今回は世界選手権シングルスで優勝した選手を紹介していきます。
シングルスは男女合わせて13人
世界選手権で男女合わせてチャンピオンになった選手は13人となっており意外と多いです。
男女を通じて初めてチャンピオンになったのは1952年ボンベイ大会優勝の佐藤博治選手です。
男子の世界チャンピオン
男子は佐藤選手を含めて7人が世界王者になっています。
荻村伊智郎(1954年ウェンブリー大会、1956年東京大会)
田中利明(1955年ユトレヒト大会、1957年ストックホルム大会)
長谷川信彦(1967年ストックホルム大会)
伊藤繁雄(1969年ミュンメン大会)
河野満(1977年バーミンガム大会)
小野誠二(1979年平壌大会)
女子の世界チャンピオン
女子は1956年に東京大会で優勝した大川とみ選手が最初に世界王者となりました。
大川選手含め6人が世界チャンピョンになっています。
江口冨士枝(1957年、ストックホルム大会)
松崎キミ代(1959年、ドルトムント大会)
深津尚子(1965年、リュブヤナ大会)
森沢幸子(1967年、ストックホルム大会)
小和田敏子(1969年、ミュンメン大会)
まとめ
卓球王国日本復活の日も近い
このように1956年から男女通じて8大会中7度優勝するなど日本の卓球黄金時代がありました。
しかし現在は1979年優勝の小野誠二選手を最後に世界チャンピオンからは遠ざかっています。
ですが現在は張本選手や早田選手など若い選手の活躍が目まぐるしく、若いうちから多くのスター選手が活躍しています。ダブルスでは2017年に混合複で吉村選手と石川選手が優勝しています。そして東京五輪では水谷隼選手と伊藤美誠選手が混合ダブルスで金メダルを獲得しています。
近年は中国と互角の試合をすることも多いですし中国も日本は最大のライバル国と認識していると思います。
ですので日本がシングルスで世界チャンピオンになる日もそう遠くはないかと思います。