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テナジーが高い理由をずばり説明します

2020年9月22日



「テナジー」


発売から10年以上経っていますが未だに人気ラバーTOP5に入るラバーです。


性能も素晴らしく文句なしのラバーなのですが価格が高いのが唯一の欠点ともいえます。


そんなテナジーですが2014年頃までは定価6300円と現在のドイツ系テンションラバーと変わらないくらいの価格で販売されていました。

卓球レポートの値上げ前のテナジーの広告。今より2000円以上安い



今回はなぜテナジーが値上げしてしまったのか?その理由について解説したいと思います。

転売屋対策によって値上げした



値上げした理由はいくつかありますが大きな理由として転売屋対策として値上げされました。


まず海外では日本が値上げする前からテナジーは高く中国では1万くらいで販売されていました。


値上げ前は円安の影響もあって中国人などが日本で大量にテナジーを買って海外で売りさばくといった事例が多発していました。


お店で海外のバイヤーが大量に買い占めたり、日本のネットショップに海外から大量に注文が入ったりと同じテナジーでも価格差が起こってしまい正規代理店が被害を受けている状態でした。


そういった価格差をなくす為にタマスは日本と海外の価格差を埋める為、日本のテナジーの価格を上げました。


価格を上げたことにより当然海外のバイヤーが買い占めて利益を得ることも難しくなったので海外への流出は収まりました。


しかし結果として海外バイヤーのせいで今まで安く買えていたテナジーが2000円以上値上げしてしまったので国内のユーザーとしては大変迷惑な話であり、一時的に売り上げランキングからもテナジーシリーズはランキング外になりました。

オープンプライスである理由



しかしただ転売を防ぐだけならば価格設定をすればいいのでは?と思ってしまいますよね。オープンプライスにすることによって価格を決めるのはお店次第になったので割り引きという概念がなくなりお店毎に価格を決められるようになりました。


ですのでお店側の利益率は高くなりつつも問屋もメーカーも損をしないようになっています。(ユーザーにとってはかなり痛手ですが・・・)


ちなみに日本以外の海外ではテナジーにオープンプライスは導入されておらず為替、国ごとによって多少変わりますが7000円~10000円くらいになっています。

偽物のテナジーもある



テナジーの中には一見テナジーの様に見えても性能は全く違う粗悪品のラバーもあります。


主に海外サイトで販売されていることが多いですが日本でもヤフオクやメルカリなどで販売されていることがあります。


見分け方としてはスポンジの色やサイズが違う物は分かりやすいですが、ロゴが微妙に違かったりとぱっと見は分からない部分もありますので信頼できるショップや正規代理店で購入するのが偽物テナジーを買わないポイントになってきます。

本物と偽物のロゴの違い、バタフライHPより引用



本物と偽物の見分け方や注意点が詳しく紹介されていますのでそちらも参考にしてみて下さい。

https://www.butterfly.co.jp/news/info/20120719.html

まとめ



今回はテナジーが高い理由、なぜ値上げしたのか、偽物のテナジーの見分け方について解説しました。


値上げしたのは知っていてもその理由やオープンプライスの理由を知らない方は多かったのではないでしょうか。


参考にしてみて下さい。



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