裏ソフトラバーといえばドイツ製テンションラバーが主流ですがある程度色々なドイツ製ラバーを打っていると感じるのが「あまりどのラバーも性能が変わらない」そう感じる方いるかと思います。
こう思ってしまうのは実はあながち間違いでもないです。今回はそんなドイツ製テンションに同じような性能のラバーが多い理由について解説します。
ドイツ製テンションはどのメーカーも同じ工場で生産している
先に結論を説明しますとドイツ製テンションはドイツにある「ESN」という会社で製造しています。
これはどのメーカーでも一緒なのでそれぞれが自社工場を持っているというわけではなく全てESN社が製造を請け負っているという感じになります。
ESNで生産しているメーカー
現在ESN社でラバーを製造しているメーカーは10社あります。
- ニッタク
- ヤサカ
- VICTAS
- エクシオン
- アンドロ
- ドニック
- ヨーラ
- スティガ
- JUIC
- TIBHAR
ほとんどの大手メーカーがESN社でラバーを製造しています。バタフライとミズノは日本製のテンションラバーを発売しています。
工場は同じだが各メーカー構造を変えている
作っている工場は同じですがもちろん各メーカー工夫をしています。スポンジ硬度を変える、スポンジの気泡の粗さを変える、シートの形状や厚さを変えるなどすることによって各メーカーチューンアップをしています。そうすることで初心者から上級者まで使えるラバーを販売できています。
そういった改良が多いのでドイツ製ラバーは数年ごとに新作が出たりモデルチェンジをすることが多いラバーでもあります。
まとめ
今回はドイツ製テンションが同じように感じてしまう理由について解説しました。
作っている工場は同じですが各メーカー工夫を凝らしていますので1つのドイツ製テンションラバーがしっくりこなくても色々試してみるといいかと思います。