今回はティバーから発売中の人気ラバーハイブリッドK3をレビューしたいと思います。
このラバーはティバー2作目の粘着テンションラバーとして発売したラバーで東京五輪で張本選手に勝利してベスト8に入ったスロベニアのヨルジッチ選手が使用しているラバーでその他にも日本の松平健太選手やフランスのルブラン兄弟が使用しているラバーです。
近年人気の粘着テンションラバーですがトップ選手も使用率が高いラバーということで他の粘着テンションラバーとは何が違うのか?今回はそんなハイブリッドK3を詳しくレビューしていきたいと思います。
ラバー情報
- ハイブリッドK3
- 粘着系テンションラバー
- スポンジ厚:2.0、MAX
- スポンジ硬度:53度
- ラバー色:赤、黒
- 価格:8470円(税込)
ハイブリッドK3は、これまで同時に実現できないと思われていた特性を兼ね備えています。
TIBHARHPより引用
「強烈な回転、弧線」と、「強い反発性能」が一枚のラバーに内包されていることを、実感できるでしょう。
強いバックスピンやトップスピンも難なくかけ返せる感覚を与えてくれるトップシート。速い打球を生み出すハードスポンジ。高性能ラバーは、コントロールやコース取りが難しいものですが、K3を使えばマスター出来るでしょう。
K3の無限の可能性を体感してください。
ラバーの特徴としては粘着テンションラバーながらも強い反発性能と強烈な回転と弧線の両方を追求したラバーになっています。
スポンジ硬度は53度とかなり硬めのラバーでスポンジ厚も2.0かMAXしかない為比較的上級者向けのラバーとなっています。
価格は定価8470円。数あるティバーラバーの中でも最も高いラバーになっています。
シート、スポンジ
ここからはラバーを詳しく見ていきたいと思います。まずはシートから。粘着テンションラバーですが触った感じはそこまで粘着感はなく限りなくテンションに近いシートです。ですのでボールをラバーにつけてもくっつくとかはなく粘着のベタベタ感はないです。
スポンジはドイツ製らしく気泡の詰まったシートです。53度ということもあり触った感じは結構硬いです。
シート+スポンジを横から見るとこんな感じです。シートの粒は低めで粒間隔も狭めなので回転系のラバーということが伺えます。
ラバーの切れ端でシートとスポンジを剥がしてみるとシートの粒が詰まっていることが良く分かります。
ラバー重量
今回はスポンジ厚MAXでの測定になります。ラケットはシェークハンドラケット157×150のラケットに貼り付けた場合の重量です。
カット前のラバーの重量は70gでした。
カット後切ったラバーの切れ端の測定しました。21gでしたので70-21=49gでした。
ですのでハイブリッドK3のラバーの重量はスポンジ厚MAXで49gでした。粘着テンションのラバーということもあり重量はやや重めのラバーになっています。
ここからは打ってみて感想を詳しくレビューしていきたいと思います。