今回はティバーから発売されていますハイブリッドMKをレビューしたいと思います。
このラバーはティバー契約選手の松平健太選手との共同開発で作られたラバーで発売前からかなり注目されていたラバーでした。
元々バタフライ契約選手でテナジー05を使用していた松平選手が納得する程の性能のラバーということでどんなラバーになっているのか、今回はそんなハイブリッドMKを詳しくレビューしたいと思います。
ラバー紹介
- ハイブリッドMK
- 回転系テンション裏ソフトラバー
- スポンジ厚:2.0㎜、MAX
- スポンジ硬度:48度
- 価格:7590円(税込)
サムソノル、ヨルジッチなどのトップ選手とともに行ったハイブリッドK3の研究が、ハイブリッドMKのベースになっています。
集結された全ての知識と松平健太の個人的な要望の組み合わせが、この攻撃的ラバーに組み込まれています。
ハイブリッドMKは、健太がゲームで発揮する全ての技術に応えます。優れた回転量、抜群の球持ちと感覚、そして、相手に圧力をかけるための十分な威力を備えています。※ティバーHPより引用
ラバーの特徴としましてはティバーの中でもトップ選手使用率が高いラバーであるハイブリッドK3をベースに松平健太選手の要望を組み合わせたラバーになっています。MKということで松平(M)健太(K)の略になっています。
ハイブリッドK3はスポンジ硬度53度とかなり硬めのラバーでしたがハイブリッドMKはスポンジ硬度48度と中級者クラスの選手でも扱いやすい硬度になっています。
スポンジ厚は2.0㎜、MAXの2種類、価格は定価7590円ということで中級者~上級者クラスの選手をターゲットにしているラバーになっています。
シート、スポンジ
まずはシートとスポンジを見ていきたいと思います。シートに関してはぱっと見は一般的なドイツラバーといった感じです。シートの質感も粘着があるとかそういった感じはないです。
シートはこんな感じです。ザ・ドイツ系といった感じで気泡の粗いスポンジになっています。ラバーを触った感じは48度ということもありやや硬めに感じます。
シートとスポンジを分離してシートの粒間隔を見てみるとこんな感じです。粒もやや細めの粒でシート粒間隔も詰まっているわけではないです。粒の高さもやや低めになっています。
ラバー重量
今回は黒の厚さはMAXでの計測になります。ラケットはシェークハンドの157×150のラケットに貼り付けています。
カット前のラバーの重量が67gでした。
ラケットに貼り付け後のラケットの切れ端を測定しました。21gでしたので67-21=46ですのでハイブリッドMKの重量はMAXで46gでした。最近は重量の重いラバーが多いですがハイブリッドMKは比較的重量が軽めのラバーになっています。
ここからは実際に打ってみた感想をお伝えしていきたいと思います。