今のラケット凄くいいんだけどもう少し重くしたい・・・
皆さんはそんな経験ありませんか?今回はほんの少しだけラケットを重くしたい時に使える小技を紹介したいと思います。
バランサーを付ける
一般的にラケットを少しだけ重くする方法としておもりをつける方法があります。パワーテープ、サイドバランサーなどいった商品で売られています。
上のような画像のものがバランサーになります。
使い方はラケットのサイドに貼るのですが貼る位置は人によって様々です。特にルールでは定められておりません。(ルール上は打球面の加工はNGですがそれ以外でしたら可能)
一般的にはスイングスピードを速くしたかったりしたい場合は先端に、ブロックや切り替えしを速くしたい場合はグリップ寄りに付けます。
メリットとしてはバランサー1本で1gなので細かい調整ができます。バランサー次第でラケットの重心の位置を変えることができるので細かな重量にこだわりたい選手にはおすすめです。
デメリットとしては何回も張り直しをしていると接着力が弱くなってしまい気が付いたらラケットから取れている・・・なんてことがあります。
接着剤の厚塗りをする
2つ目に紹介する方法として接着剤の厚塗りをして重く方法があります。
トロトロ系の接着剤で貼ることが前提になりますがバランサー等を付けずに重くすることができます。トロトロ系の接着剤はニッタクのファインジップやスティガのアタッチパワーグルーなどがトロトロ系の接着剤になります。
接着剤の記事は以前書いていますので詳しい記事はそちらを参考にしてみて下さい。
接着剤を2回3回と重ね塗りをすると接着層の厚みができるので通常よりも弾むようになります。
メリットとしては弾む、重量を重くしたい選手にはおすすめです。
あとはラバーについた接着層の膜を剥がす際膜が厚いので剥がしやすいです。
デメリットとしてはラバーの厚みが接着層を含め4㎜を超えると検査で引っかかってしまうのでラバーを貼るのが少々面倒になるところです。
ですので重ね塗りをする際はルーペで厚みを確認し4㎜を超えないように注意が必要です
まとめ
今回はラケットの重量を重くする小技を紹介しました。
まとめますと
- サイドバランサーで調整
- 接着剤の厚塗りで調整
ラケットは今のままで重量を重くすることができますので是非参考にしてみて下さい。