今回はペン粒が苦手、回転の変化が分からず勝てないといった方に向けたペン粒攻略法をお伝えしたいと思います。
私は中高とチームメイトにペン粒の選手がおりペン粒との練習はかなりやっています。正直嫌というくらいペン粒の選手とは練習しました。
高校時代にはダブルスも組んでいましたのでペン粒にはかなり詳しいです。
今回はシンプルにペン粒との試合の基本やおすすめの戦術を紹介したいと思います。
ペン粒が苦手な人の特徴
まずペン粒が苦手な人には特徴があります。それは回転の変化を理解していない人です。
まず粒高ラバーは基本的に自分が打った回転とは真逆の回転で返ってくると考えて下さい。ですので下回転を打った場合上回転、上回転を出した場合下回転になって返ってくるということです。
ここからはペン粒と試合する際気を付けるべきポイントを紹介したいと思います。
バックは狙うな!
ペン粒が苦手な方は基本的にバックにボールを集めている選手が多いです。ペン粒にとってバックにボールを集めてくれる選手は正直楽です。
その理由はまずバックブロックが上手な選手が多いです。プッシュもフォアでやるよりバックでやった方が威力も出ますしやりやすいのでバック中心でプレーする選手が多いです。ミドルのボールもフォアミドル以外はバックハンドで処理しやすいのでバック側ばかりにボールを集めてしまう選手は格好の餌食です。
ですので基本的にフォア側を狙う様にしましょう。フォアブロックの方がドライブを止めにくいですしプッシュもやりづらいです。
フォアにボールを送ったら打たれると思う方もいるかも知れませんがチャンスボールかよほど上手いペン粒の選手でもない限り打たれるといったことは少ないです。
むしろ中途半端に打った時でも打ちあぐんでくれることがあるくらいです。
特に狙って欲しいコースがフォアミドルです。ペン粒の選手もカットマン同様台の中央でプレーする選手が多いのでフォアミドルはかなり有効です。
サーブは縦回転をメインに
ペン粒が苦手な選手はサーブの組み立て方に問題がある場合もあります。横回転のサーブをメインに出してしまっている場合があります。
横回転のサーブが得意というわけではないですがペン粒にとって回転の変化を付けやすい&3球目が打ちにくいのであまりおすすめはできません。
下回転と上回転、ナックルを中心にサーブを組み立てた方が展開をシンプルに作りやすいです。
先程説明したように下回転を出して相手がプッシュした場合、上回転になって返ってくるのでしっかり回転の変化を考えてサーブを出すようにしましょう。
ロビングはNG
ペン粒の選手と試合していて台から下げられてロビングを上げている選手がよくいますがあまりおすすめできる戦術ではありません。
もちろんロビングが苦手な選手もいますがおすすめできない理由は
- 基本的に強打はそこまで来ないので前後に揺さぶられがち
- ボールがナックルなので返しづらい
- バックのショートでネット前に落とされて展開がきつくなる
裏ソフトの選手と違い取りやすいボールが来るわけではないのでロビングの展開を作るのはおすすめできません。
ナックルが超効く!
ずばりペン粒攻略最大のカギです。ナックル、これが使えればかなり有利に試合を進められます。
ペン粒に限らず粒高を使っている選手がナックルのボールは苦手です。
それは回転の変化が付けられないからです。粒高ラバーは回転の掛かっているボールは変化が付けやすくボールも切る事ができるので返しやすいです。
しかしナックルは回転がかかっておらず粒高ラバーで自分から切っていくのは難しいので苦手としている選手が多いです。
ナックルドライブやナックルサーブがかなり有効なのでナックルを入れてプレーすることを心がけましょう。
まとめ
今回はペン粒が苦手な方におすすめの戦術、攻略方をお伝えしました。
まとめますと
- バックは狙わずフォアを攻めよ
- サーブは縦回転メインで
- ロビングはあまりおすすめしない
- ナックルを有効活用せよ
今回の方法を実践するだけでかなり変わりますので参考にしてみて下さい。