今回はバックサービスを上手に出すコツを紹介したいと思います。
ほとんどの選手がフォアハンドサービスを主流に使っていますが、まだまだバックサービスを主にして使用している選手も多いです。
しかし今ではバックサーブ=古いというイメージが付いてしまっています。
しかし実際にはそのようなことはなくトップ選手でもカットマンの選手を始め、ドイツのオフチャロフ選手などバックサービスを主流にしている選手は数多くいます。
そこで今回はバックサービスのコツ、バックサービスのメリットについて詳しく解説します。
バックサービスのメリット
コントロールしやすい
メリットの1つとしては体の前で打球することがほとんどですので第1バウンドをコントロールしやすいです。
通常フォアハンドサービスは手首を使うので体の真正面~後ろで打球することが多く台から遠い位置で打球しますがバックサービスは体の前で打球する為コントロールしやすいです。
サービスを切りやすい
巻きこみサービスやYGサービスに加え強い逆横回転が出しやすく初心者クラスの選手でも切れたサービスが出しやすいです。サービスを切りやすい理由としては体を使って打球しやすく体全体で回転をかけられるからです。
YGサーブは手首の強さが大事&難易度が高いので上級者向けのサービスですがバックサービスならばYGサーブ同等クラスの切れ味を出すことができます。
アップダウンが分かりにくい
バックサービスはアップダウンの変化が分かりにくいのも特徴の1つです。横回転の変化の回転量も変えやすくレシーブの角度を狂わせることができます。
また横下、横上だけでなく縦回転のサービスも出せる為回転の幅が大きいのも特徴です。
バックサービスのコツ
バックサービスを出すコツですが色々なやり方があります。今回はその中でも「Uの字」を意識してUの字の前半で当てれば横下回転、後半で当てれば横上回転になりますという切り方を紹介したいと思います。詳しくは下記に貼ってある動画を参考にしてみて下さい。
この時のラケットのグリップですが親指を立ててバックハンドグリップで出せば上回転系が出しやすく、フォアハンドグリップで出すと下回転系が出しやすいです。
フェイクモーションで分かりづらく
バックサーブのモーションとしてはフェイクモーションを入れて分かりにくくしましょう。おすすめのフェイクモーションはラケットを返してバック面を相手に見せるモーションです。
そうすることでアップダウンが分かりにくくなるので相手のレシーブを迷わすことができます。
立ち位置は中央で
サーブの立ち位置ですが通常のフォアサービスとは台の中央から出すといいでしょう。
フォアサービスと違い3球目は両ハンド待ちの展開が多くなりますので素早く戻れる様に台の中央から出すのがセオリーです。
まとめ
今回はバックサービスのコツとメリットについて解説しました。バックサービスはここぞという時に使える切り札になるサービスです。
特にサービスは色々なレパートリーがある分だけ相手にプレッシャーをかけることもできますので是非習得したい技術になります。
戦略が大きく変わるサービスでもありますので参考にしてみて下さい。