今や卓球王国として世界のトップに君臨している中国、かつては日本も卓球王国として君臨していた時期がありましたが中国は長きにわたって現在までその強さを確立しています。
卓球をやっていない人でも卓球=中国というイメージがありますがそんな中国が強くなったのはいつから?と思う方もいるかと思いますので今回は中国が強くなった時期について解説したいと思います。
中国はいつから強くなった?
1960年頃から強くなった
中国が強くなりだしたのは1960年頃です。中国選手として初めて世界タイトルを取った選手が1959年のドルトムント大会の男子シングルスで優勝した容国団(ロンクオトゥアン)です。
そして2年後の世界選手権北京大会では男子シングルス、女子シングルス、男子団体の3冠を達成し一気に世界の強豪として知られるようになりました。
そして1981年世界選手権ノビザト大会では卓球史上初となる7種目完全制覇という偉業を成し遂げました。
そして現在まで世界ナンバー1の卓球王国として世界王者、五輪王者を始め数多くのチャンピオンを輩出してきました。
実際に卓球のグランドスラムとも言われる大満貫を達成したのも男子はワルドナーを除き全員が中国選手と中国が卓球界をリードしているともいえます。
大満貫については以前紹介していますのでそちらを参考にしてみて下さい。
なぜそこまで強い?
中国が強いことは分かりましたがなぜそこまで強いのかについては分からない方も多いかと思います。
練習環境や若手の人材育成など日本も世界チャンピオンになれる人材や環境は負けていないはずなのになぜ中国が多いのでしょうか。
幼少期から卓球をやる環境が多い
中国では卓球が国技といわれているだけあって卓球をできる環境が多いです。その為もあり当然競技人口が多いので才能ある選手を多く見つけることができます。
幼いころから卓球をやれる環境が数多くありますので自然とレベルも上がっていきます。
卓球で成功すればトップスター
中国で卓球で活躍するということは凄い事でテレビやCMなど数多くのメディアに出ることができ、いわば成功者といえる立ち位置になれます。
日本でいえばプロ野球選手やサッカー選手の様な地位です。
ですのでたくさんの選手がトップ選手になる為に幼少期から英才教育を受けており自然と国全体のレベルがあがるシステムが出来上がっているのです。
まとめ
今回は卓球王国中国がいつから強くなったのかについて紹介しました。中国も最初から強かったのではなく少しづつ強くなっていき現在の他を寄せ付けない強さを手に入れたのです。
ですが日本も近年は引けを取らないくらいジュニアの選手を始め卓球のレベルは上がっています。かつて卓球王国であった日本の栄光を取り戻す日は近いかなと思います。