打ってみた感想
硬度ほどの硬さは感じない!使いやすいラバー
まず打ってみて第一に思ったのが48度のラバーであることを感じさせない使いやすさのラバーでした。硬度46度のテナジーシリーズよりも打球感は柔らかく感じました。
一般的な48度帯のラバーよりも打球感は柔らかく感じますし強打した時にはグッとボールを掴んでくれますので打っていて気持ちのいいラバーでした。
中でもグレイザーの特徴かなと思ったのが弧線の高さです。ボールをしっかり掴んでくれますのでネットミスを恐れることなくボールを打つことができます。
台から下がった時でもしっかり回転をかけて打つことができますしカウンターやブロックもシートはしっかりしているので安定して打つことができました。
台上処理も特にやり辛さはなくさすがバタフライだなと感じました。
特に尖った部分はない優等生ラバー
とても使いやすくバランスのいいラバーですが尖った性能はないラバーです。すごい回転がかかったりスピードあるボールを打てるラバーではないけど使いやすいといった感じです。
台から下がった時など深いボールというよりかは浅いボールが多く、打っていても少しボールが浅いかなと思っていました。
何かに特化した性能というよりかはバランス重視のラバーと思ってもらった方が良いです。
ディグニクスとの違いは?
ディグニクスとの違いを簡単に表しますとこんな感じです。(今回はディグニクス05と比較)
- スピード ディグニクス>グレイザー
- 回転量 ディグニクス>グレイザー
- コントロール ディグニクス<グレイザー
特にディグニクスとの違いを感じるのが強打した時や台から下がった時です。ディグニクスはシートにしっかり噛んでボールが走ってくれますがグレイザーは手に響く感じがあまりなく物足りなさを感じました。
ですのでスピードや回転量を重視するならばディグニクス、それよりも安定感が欲しいならグレイザーがおすすめです。
フォアとバック使うなら?
個人的にはバック面での使用の方がおすすめです。中級者クラスの選手ならばフォアでもバックでもどちらでもおすすめですし上級者の選手でしたらバック面に使用するのがいいかと思います。しっかりボールを掴んで打つことができますのでバックハンドを苦手としている選手にもおすすめできるラバーです。
まとめ
尖った性能はないが万人受けする優等生ラバー
今回はバタフライのグレイザーをレビューしました。簡単にまとめますと特別秀でた性能はないですが平均値が高く使い手を選ばないラバーかなと感じました。価格も比較的手に取りやすい価格ですので様々な選手層に人気が出るのかと思います。
中級者~上級者クラスの選手ならばどのレベルの選手でも使えるレベルのラバーだと思いますのでラバー選びに悩んでいる方は一度使ってみて下さい!