戦術、考え方

左利き対策!左利きへの戦術とは

2020年2月6日



「左利きの選手が苦手・・・」「やり慣れてないからボールが取りにくい・・・」「どのコースを攻めたらいいか分からない」


左利きが苦手な選手って多いですよね。私は左利きですが左利きの選手は苦手です。それくらい左利きの選手に苦手意識を持っている方は多いと思います。


そこで今回は左利きが嫌なコース、おすすめの展開、それに対して左利きの選手はどういった対応を取ればいいのか?について書いていきたいと思います。

そもそもなぜ苦手?



単純にやり慣れていないというのもあるかと思いますが1番のポイントはコースが違うことでしょう。


例えば右利きのあなたがフォアクロスに打ったボールは左利きのバック側に来ます。


左利きの選手は普段からそのコースで練習している選手が多く、バックブロックが上手な選手が多いです。


ですので何も考えずにフォアクロスに打ってしまうとバックブロックで振り回されチャンスボールを決めに行かれる・・・なんてパターンに陥りやすいです。


ではどのようにして戦っていけばいいのでしょうか?

ストレートコースを上手く使う



まず大事になってくるのがクロスだけでなくストレートコースも入れていくことです。


先程言ったように左利きの選手はバックブロックが上手な選手が多いです。しかし意外とフォアブロックはそこまで上手ではない選手が以外と多いです。


ですので1本バック側に打ってあげた後ストレートに打ちフォアでブロックさせるなど・・・とにかく的を絞らせず打つことが大事です。この時ボールのスピードはそこまで意識しなくてもいいと思います。待ちを外す、これが大事になってきます。特にバック待ちの選手が多いので意識的にフォア側にボールを送るようにしましょう。


6~7割程度でいいのでコースを散らして上手くブロックをさせない様な展開を作っていきましょう。

フォア側に横下回転のサーブを出してあげる



左利き対策の王道ともいえる左利きのフォア前に横下回転のサーブをだしてあげることです。


なぜこのサーブが効くのかというと右利きの順横下回転のサービスは左利きに対して逃げるように曲がりレシーブの際角度が出しにくいです。


角度が出しにくい=レシーブのコースを限定させやすいということなのでクロスに返ってきやすいです。


ですのでパターンとしては

フォア前に順横下サービス→相手がバッククロスにレシーブ→回り込んでドライブ

といった1つの戦術ができます。


左利きが苦手な人ってサービスのコースが悪い傾向にあります。例えばフォア前に出しているんだけど手の届くような場所に出している、横系のサーブではなく縦回転系のサーブを多用するなど・・・


レシーブを限定させたほうが得点率は上がるのでコース取りと回転量に気を付けていきましょう。

バックロングにサービス



上のショートサーブに加えバックへのロングサーブも有効です。できれば直前まで分からないようなスイングで出せれば完璧です。


理由はフォア前→バックロングの距離が一番遠くレシーバーも的を絞りにくいからです。


ですのでフォア前のサーブ→バックへのロングサーブとやれば左利きもフォア前を警戒したいけどバックロングのサーブも注意しないといけないという考えが生じレシーブに迷いを出すことができます。


左対左はどうする?



左対左はどうするのかというと簡単です。自分がやられて嫌な事を相手にしてあげる、これだけです。


もちろんその人の戦型やプレースタイルによって大きく変わりますが例えば左利きはバックの上手い選手が多いのでバック対バックの展開にもっていく、これは分がいいとは言えませんよね。


私だったらフォア前に逆横系のサーブを出してクロスにレシーブさせたボールを3球目で狙っていく、たまにバックロングにサーブを出して体勢を崩した後フォアに大きく動かしてチャンスボールを作るなどの展開を考えてプレーします。


右利きでも左利きでも同じですが相手にやりづらいと思わせることが試合で勝つポイントだと思います。

まとめ

相手に気持ちよくプレーさせないことを心がけよう


今回の記事をまとめますと

  • フォア前に順横下系のサーブが有効
  • それに加えバック側へのロングサーブも出せれば完璧
  • ストレートコースを意識して打とう
  • 左対左は自分が嫌だと思う展開を作れるようにしよう


しっかり展開が作れれば左利きの選手に勝ちやすくなると思います。是非参考にしてみて下さい。

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