ラバー 裏ソフト

XIOM ジキル&ハイド V52.5をレビュー!

2023年12月23日

打ってみた感想

硬さはあるが威力は申し分ないラバー、弧線は低め



打ってみた感想としてはラバーの硬度が52.5度と硬いのでそれなりに打球感は硬いですがしっかりボールを掴んでくれますので思っていたより扱いづらさは感じなかったです。威力は申し分なく前でも台から下がっても満足するボールを打つことができました。スピード重視のVシリーズということでボールの速さも申し分ないです。


ジキル&ハイドV52.5を打っている中でいいと思ったポイントは強打時にはしっかり弾んでくれて抑えたい時には止まってくれるところです。硬いラバーは威力を出す、弾むことは簡単にできますが飛距離を抑えるのが難しいことが多々あります。しかしジキル&ハイドV52.5は自分のインパクトで調整がやりやすかったのでコントロール性能に関しても問題ないラバーでした。


ボールの弧線はテンション系の中でも低めで高い弧線を描くドライブというよりかは弧線低めで突き刺さるようなドライブが打ちやすかったです。イメージ的にはディグニクス05よりもう少し弧線低めでラバーが硬くなったようなラバーかなと感じました。

対下回転打ちも問題なし



硬いラバーですとインパクトが強くないと対下回転に不安を感じる選手も多いかと思いますがジキル&ハイドはシートのひっかかりが良く多少インパクトが弱くてもボールを上げることができました。


ただし弧線が低めな分気持ち上にあげるようなイメージでスイングしてあげますとネットミスも少なくなるかとは感じました。

カウンターはかなりやりやすい



個人的にはバック面に貼った時のカウンターがとてもやりやすかったです。丁度良くシートが引っ掛かり伸ばすカウンターや自分から仕掛けに行くカウンターなど色々やりやすかったです。


ぶつけにいくようなカウンターを打つよりかはシートで引っ掛けていなすようなカウンターを打った方がラバーの良さが出てカウンターがやりやすいく感じました。

重量が重い



やはり欠点としては重量が重いことです。今回貼ったので52gでしたので両面に貼った場合100gオーバーとかなり重いです。


両面に貼ってプレーしたい選手はラケットを軽くするかラバーの厚さを1.9㎜にするなどの工夫が必要になりそうです。

まとめ

性能的にはオメガシリーズと同等クラス


今回はXIOMのジキル&ハイドV52.5をレビューしました。簡単にまとめますとオメガシリーズと同等クラスのハイエンド向けラバーになっており性能面は文句なしといっていいレベルでしょう。


その中でも日本製ラバーの様な使いやすさを求めている選手はジキル&ハイドがおすすめです。


オメガシリーズよりはマイルドな性能になっており使い手を選ばないラバーかなと思いますので気になった方は参考にしてみて下さい。



ジキル&ハイドH52.5のレビューはこちらからご覧になれますので合わせてチェックしてみて下さい。






-ラバー, 裏ソフト
-, , ,