今回は格上の選手と試合をする際の心構えと戦術について紹介したいと思います。
卓球をやっていく中で自分より格上の選手と試合をする機会は必ずあるかと思います。
その中で「この選手は強いから負けてもいいや」などと思って試合をしていませんか?
どんなに強い選手でも絶対に勝てないなんていうことはありません。卓球はある程度筋書きがあるスポーツとも言われていますが実際には強い選手が格下の選手に負ける事だってあるのです。
今回はそんな格上の選手に勝つための気持ちの部分や戦術を紹介したいと思います。
格上の選手に対してもポジティブに考える
考え方の大前提ですが負けると思って試合しても勝つことは難しいでしょう。
卓球はメンタルが重要な競技になるので相手に「この選手は強い」と思わせるだけで有利に進めることができるくらいです。
「なんだよ、根性論かよ!」と思ってしまうかもしれませんがちょっとしたメンタルの乱れでもスイングに影響するものです。
五輪で金メダルを取った伊藤美誠選手も世界のトップ選手と試合するときは「楽しんで試合したいです」とコメントしていたりします。そのくらい強靭なメンタルを持った方が気持ちにゆとりがもてるでしょう。
そんなメンタルが重要なスポーツですので試合前にはどんな強い相手でも「絶対勝つ」という強い気持ちを持って試合に臨むことが大事です。
自分の実力を出し切って負けるのは仕方ないことでしょう。しかし試合前から「ダメだろう」「勝てない」などと尻込みしていては勝てる相手にも勝てず足元を救われるでしょう。
勝って謙虚に、負けて素直にの精神で試合をしましょう。
攻めまくることが大事
格上の選手と試合する際の戦術ですがとにかく攻めまくりましょう。
上手な選手に打たせてばかりだとよほどブロックやカウンターが上手くない限り難しいでしょう。
全部のボールを打つことは難しいですが気持ちの部分で攻めるという意識を持つことによって相手選手が受け身になりますのでプレッシャーを与えることができます。
出だしが肝心なので捨てゲームも場合によってはアリ
21点制から11点制になってからより前半でのリードを作ることが大事になってきます。
格上の選手相手に点数差が開いてしまうと相手は自分のやるべきプレーはっきりしているので逆転するのは難しいです。
時と場合によりますがあまりにも点数差が開いてしまった場合はそのセットは潔く諦めて次のセットに切り替えることも、最終的に勝利を収めるうえでは大事な戦術の1つと言えます。
まとめ
今回は格上の選手に勝つ為の考え方と戦術について紹介しました。
まとめますと
- ポジティブに考える
- 基本は攻めまくる
- 時には捨てゲームも戦術の1つ
格上の選手に勝つにはある程度の勝負勘や経験が必要にもなってきますが1番大事なのは試合する前から諦めるのではなく絶対に勝ってやるというように強い気持ちを持って試合に臨むことが大事になってきます。
今回紹介したポイントを参考にしてみて下さい。