打ってみた感想
しっかり回転もかかり弾むラバー、4000円以上の価値あり
まず軽打して感じたことはレッドモンキーよりも柔らかいこともあり打球感は少し柔らかく感じました。打球感はやや硬めといった感じで軽打でも強打でも食い込ませやすく使いやすいラバーです。
軽くドライブを打ってみますと思ってる以上にシートの引っ掛かりが良く商品説明にもありました「掴んで離さない」というシート性能の高さを感じました。私も自分が思っている以上にボールが食いついてくれるので軽くドライブを打っているだけで何球かオーバーミスをすることがありました。
もちろん4000円だからといって性能が低いというわけでもなく普通に弾みますし回転量もしっかりかかります。ロングボール以外の技術(台上処理やサービスレシーブ)も特に問題なくプレーすることができました。
ですので安いからといって侮ることなく価格以上のスペックを感じることができました。
フォアでもバックでも使いやすい
47度という硬さもあってフォアでもバックでも使いやすいラバーだなと感じました。バックハンドでもボールが上に上がってくれますので普段47度帯のラバーをバックに貼らない選手でも使える扱いやすさだと思います。
ボールが上に上がる感覚は日本製らしい
レッドモンキースピンの特徴ともいえるボールを掴む感覚はばっちりでテナジーやディグニクスの様な日本製ラバーらしくボールが上に上がってくれました。ただテナジーのように勝手に回転がかかるというよりかは自分の力で打った時にいいボールを打つことができましたのでそこは注意が必要です。
引き合いなどは素直なボールになりがち
回転もかかり弾みもあるラバーですが中陣で打ち合った時などは癖のあるボールというよりかはいい感じに回転がかかっていますので相手に取って返しやすいボールになってしまっていました。
決して回転がかかっていないわけではないですが球が伸びてくるとかそういったボールはあまりなかったので相手からしますとそれほど驚異的ではないのかなと感じました。
ミート系やクセ球を出したいならレッドモンキー
前作のレッドモンキーは回転に加えミート打ちがやりやすいラバーでしたがレッドモンキースピンは回転性能が上がった分ミート打ちは微妙な感じでした。やはりボールが上に上がってくれるのでナックル系を出すのが難しくフラット系の打法やミート打ちを多用する選手ならば前作のレッドモンキーの方がおすすめできます。
前作のレッドモンキーとの違いは?
前作のレッドモンキーとの違いを分かりやすくまとめますと
- 弾み レッドモンキー=レッドモンキースピン
- 回転量 レッドモンキー<レッドモンキースピン
- コントロール レッドモンキー>レッドモンキースピン
弾みは2枚とも同じくらいですが回転量はレッドモンキースピンが上回り、コントロールはレッドモンキーが上だと感じました。
コントロールに関して言えばレッドモンキースピンはシートが良い分繊細なタッチが求められるので台上処理やブロックなどはレッドモンキーの方がやりやすかったです。
フォアとバック使うならどっち?
フォアとバックどちらでも使いやすいラバーですが個人的にはフォア面での使用がおすすめです。特にしっかり回転をかけたい選手やバックにレッドモンキーを張ってミート系を混ぜながらフォアのレッドモンキースピンで回転量の多いボールを打つなんていう風に使えればラバーの良さを生かせるのではないかなと思います。
まとめ
今回はRallysのレッドモンキースピンをレビューしました。4000円という低価格ながらこれだけの性能のラバーを発売できるのはすごいことだと思います。コスパ重視のラバーを選びたい、ドイツ製より日本製のラバーを使いたい選手にはおすすめですのでラバー選びに悩んだ際は参考にしてみてください。
購入はRallysサイトから購入できます↓
https://rallys-store.com/products/redmonkey-spin-tanpin-lp