今回は皆さん1度は気になったことがあるであろうラバーに書かれている数字の意味について解説したいと思います。
公認番号を表している
ラバーに書かれている数字は国際ルールに基づいて決められており、公認番号が付いているということはITTF(国際卓球連盟)の公認を受けたラバーということです。
逆に公認の番号が付いていないラバーは試合で使用することができませんので注意してください。
例としてテナジー80のシートを見てみましょう。
ITTFのマークの脇の数字は「14-018」と書かれています。
この「14」の部分はラバーを作ったメーカーの番号になっておりバタフライの場合は14になっています。「018」の部分はテナジー80の登録番号になっています。
ちなみにテナジー05は「14-001」となっています。
画像はVICTASのV<11エキストラです。この場合VICTASはメーカー番号が「117」ラバーの登録番号が「019」ということになります。
なぜこのような番号を付けているのか?
こういったラバーの登録番号を付けているのには理由があります。
国際大会ルールに基づいて行われる大会ではITTFの公認を受けたラバーしか使用できません。
しかし近年様々なラバーが発売されており、審判員が用具のチェックをするのに公認マークがないと時間がかかってしまいます。
公認マークを付ければ公認を受けていることや、公認が継続されていることが分かりやすくなります。
このルールは2008年4月以降に発売されたラバーから表示することが義務付けられています。
番外編
JTTAA以外のマークがついたラバー
ここからは番外編になりますがJTTAA以外のマークがついたラバーの使用についてです。
JTTAAマーク以外のラバーも試合では使用が可能ですが厳密には審判長の許可が必要です。
例えばSWORDのKINGPROというラバー。JTTAAのマークではなくCTTAAと書いてあります。
日本で発売されているラバー以外はJTTAAのマークがついていないです。(ネットで中国のキョウヒョウを買う人もCTTAAのマークが付いています。)
オープン戦などでは申請しないからといって何もないことがほとんどですが不安な方は審判長に許可を取ってからの使用をおすすめします。
まとめ
今回はラバーに表示されている数字の意味について解説しました。
特にCTTAAのマークのラバーの申請は意外と知らない方も多いので参考にしてみて下さい。