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テナジー対抗ラバー3種類を比較レビュー!それぞれの特徴とおすすめの選手を紹介

2020年9月20日



「テナジーに似ているラバー」


各メーカーからテナジーに対抗する為にドイツ系ラバーが出ていますが今回はその中でも人気の4大メーカーの内の3社のラバーの

  • ファスタークG1
  • ラクザX
  • V>15エキストラ


今回はこの3種類に注目してそれぞれの特徴、重量や硬度などを比較しながらおすすめの選手を紹介していきたいと思います。

3種類のスペック比較



まず3種類の硬度、重量、価格などを比較してみましょう。

G1ラクザV15
硬度47.5度45度~50度47.5度±3
重量(特厚)45g50g50g
価格(税込)7480円6600円7150円
※重量は157×150のラケットに貼った場合。ファスタークG1はスポンジ厚2.0㎜


まずスポンジ硬度ですが3種類とも大きく変わらず47.5度くらいの硬度になっています。ラクザのみ硬度のバラつきが大きいですがそれほど硬さは変わらないと思います。


重量は3種類の中ではファスタークG1が最も軽く45gぐらいが平均となっています。


V15、ラクザは特厚で平均50g程あるので比較的重めのラバーと言えるでしょう。


価格面では3種類の中でラクザXが最も安く定価6600円とコスト面ではラクザXが優秀といえます。とはいえどのラバーも定価は6500円超えですので高価格帯とまではいきませんが安いラバーではないでしょう。


ではここからは威力、回転量、使いやすさを元におすすめのラバーを紹介したいと思います。

威力重視ならV15エキストラ、弧線+威力ならラクザX



まず3種類の中で一番威力が出るのがV>15エキストラです。ただし威力が出る分使いこなすのが難しく弾道は3種類の中でも直線的です。威力もテナジー以上に出ますししっかり打てた時のボールの伸びは凄い物があります。


47.5度台のラバーでもボールのスピード、威力はトップクラスですがその分回転をかけるのが難しい部分もありますので3種類の中では上級者向きのラバーといえます。


ボールの威力も欲しいけど回転量や弧線も欲しい選手はV15よりもラクザXの方がおすすめです。打球感の硬さなどはV15と同じくらいですが、弧線の出るラバーでテナジーに引けを取らないくらいの回転量のボールを打つことができます。


ですので威力重視ならV>15エキストラ、威力を落としても弧線が欲しい選手はラクザXがおすすめです。

一番弧線が安定するのはファスタークG1



3種類の中で最も弧線が高いのがファスタークG1です。ファスタークG1はグリップ力のあるシートなので最も回転をかけやすく威力こそは他の2種類より劣りますが一番安定感のあるボールを打つことができます。回転をかけやすいこともあり使いやすさもファスタークG1が一番使いやすいと思います。


もちろんしっかり強打した時は威力のあるボールを打つことができますし、初心者~中級者になるくらいの選手でも使いやすいラバーなのがファスタークG1の特徴でもあります。


ですのでおすすめする選手としてはしっかり回転をかけたい選手、威力よりも使いやすさが欲しい選手にはおすすめです。

まとめ



今回はテナジーに対抗できる人気ラバー3種類を詳しく紹介しました。


まるっきりテナジーといった性能のラバーはないですがこの3種類はテナジーに引けを取らないくらい高性能なラバーになっています。


ポストテナジーのラバーを探している選手は参考にしてみて下さい。


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