今回はVICTASから2024年秋発売の新商品V>15スティッキーをレビューしたいと思います。
このラバーはV>15シリーズでは初の粘着テンションラバーとして発売されたラバーです。
VICTAS契約選手の丹羽考希選手や吉村和弘選手が使用しているラバーでトップ選手が使用し始めているラバーでもあります。
V15シリーズはこれまでV>15エキストラやリンバーなどスポンジ硬度を変えて発売されたラバーはありましたが今作はスポンジ、シート形状も変更したラバーになっています。
V15シリーズといえばV15エキストラが看板ラバーですが何が違うのか?詳しくレビューしていきたいと思います。
ラバー情報
- V>15スティッキー
- 微粘着ハイエナジーテンション(ドイツ製)
- スポンジカラー:レッド、ブラック
- スポンジ厚:2.0、MAX
- スポンジ硬度:52.5度
- 価格:定価7480円(税込)
シリーズ初の微粘着モデル。回転を操りジャイアントキリングを起こせ。
VICTASHPより引用
従来のV>15シリーズとは、スポンジ、粒形状が異なり、特徴的な微粘着を搭載したシートは、テンポや回転量など、打球に多彩な変化をもたらすことが可能になる。
ラバーの情報から説明しますとスポンジ硬度は52.5度硬めのラバーになっています。V>15エキストラが47.5度ですので5度スポンジ硬度は硬くなっています。
粘着テンションでもドイツ製の粘着テンションになっています。VICTASの粘着ラバーであるトリプルエキストラなどは中国製の粘着ラバーですのでV>15スティッキーの方が扱いやすさは上です。
価格は他のVシリーズと比べましても300円程高くなっています。定価7000円超えなので安いラバーではないですね・・・
シート、スポンジ
シートとスポンジから詳しく見ていきたいと思います。まずはシートから。シートはいたって普通のテンションラバーって感じです。
触った感じ粘着感強めではないので微々粘着といった感じでしょうか。ボールをくっつけてもほぼくっ付きませんのでそこまで粘着感は強くないです。
スポンジの色は他のVシリーズ同様クリーム色のスポンジです。
シートの粒形状はやや低めで粒径も細めの粒になっているのでシートの感じではそこまで回転系のトップシートではないです。
ラバー重量
今回はスポンジ厚MAXでの測定になります。貼り付けラケットはバタフライのビスカリアになりますので一般的なシェークハンドのブレードサイズになります。まずシートでの重量が71gでした。
ラケットに貼り付け後の切れ端の重量を測定しました所21gでしたので71-21=50ですのでV>15スティッキーのラバーの重量はスポンジ厚MAXで50gという結果でした。
ドイツ製テンション+粘着系という事もありますので重量はそこそこ重めのラバーになっています。
ここからは打ってみた感想をレビューしたいと思います。