今回はXIOMからでているヴェガアジアをレビューしたいと思います。
このラバーは発売から10年以上経っていますが未だに人気の高いラバーです。
数あるヴェガシリーズの中でも人気の理由とは?私なりに感じたことと打ってみた感想をレビューしたいと思います。
商品概要
・ヴェガアジア
・スポンジ厚:1.8、2.0、MAX
・スポンジ硬度:47.5度
・重量:47g(特厚、レギュラーサイズのラケットの場合)
・価格:定価5280円
まずスポンジ硬度は47.5度と硬めになっていますがシートが柔らかいのでそこまで硬さは感じません。このスポンジ硬度のわりに扱いづらくないところが幅広い選手層に人気な理由かと思います。
攻撃型の選手はもちろんカットマンにも定評がありエリートアカデミーの小塩選手が使用していたり、以前は村松選手も使用していたりとトップ選手も使う程性能はいいです。
ヴェガアジアのラバーの重量は47gとテナジー05より少し重いかなといった感じです。ヴェガ、オメガなどもそうですがカーボンスポンジは重量が若干重いラバーが多いです。
価格は定価52800円とかなりコスパがいいです。近年値上げしてしまいましたが1万円クラスのラバーも当たり前になってきている今5000円台で買えるラバーはもはや安い部類に入るかなと思います。
シートの寿命も長くこれが5000円台のラバーなのか?といったくらい長持ちします。練習時間にもよりますが普通に3~4か月は使えるかなと思います。
今回はラケットはSK7に貼って打ってみました。
打ってみた感想
打ってみた感想ですがスポンジ硬度47.5度を感じさせないほど扱いやすかったです。
シートが柔らかいからだと思います。一言で言ってしまえば万能ラバー。これといってやりにくい技術もなくクセの少ない万人受けするラバーだと思います。
ドライブも思った以上にシートがしっかりしているので回転はしっかり掛かりますし、なによりこれが4000円台のラバーなのかというくらい引っ掛かりがいいです。
価格が安いラバーは扱いやすいですがボールがチップしてしまう(たまに落ちたりする)ことがありますがヴェガアジアはチップすることがあまりなかったです。
さすがにドライブの回転量はテナジーや他のドイツ系と比べてしまうと劣ってしまいますがそれでも結構掛かっています。
ドライブの掛けやすさもシートが柔らかいこともあり初心者~中級者でも扱いやすいようになっています。中級者以上ならバック面でも十分満足いく性能なのかなと思います。
1つ欠点をいうならば下がった時は弾みは足りないかなといった感じです。しっかり回転を掛ければコートには入ってくれますが威力のあるボールを打とうとするならばそれなりのスイングとパワーが必要かなと感じました。
台上処理、サーブレシーブもやりやすく特に不満点はなかったです。但し硬めの部類ラバーではありますのでそれなりには弾みますのでそこは注意が必要です。
まとめ
どんな選手におすすめ?
- 全体的に扱いやすくどのような選手にもおすすめ
- 初心者~中級者のフォア面
- 中級者以上ならバック面でも〇
- コスパのいいラバーを探している選手
今回はヴェガアジアをレビューしました。まとめますと個人的にはそのレベルの選手にもおすすめできる万能ラバーだと思います。高価格帯のラバーに比べれば性能面といったところでは劣ってしまいますが5000円台のラバーであること、幅広い選手層に使いやすいラバーということを考えれば十分な性能かと思います。
価格以上の性能があるラバーですので参考にしてみて下さい。