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VICTAS V>20ダブルエキストラをレビュー!

2022年4月16日

打ってみた感想

52.5度を感じさせない使いやすさ!これまでのVICTASとは違うラバー



打ってみてまず感じたことは「本当に52.5度のラバー?」というくらい使いやすいラバーだなと感じました。


軽打でもしっかり弾んでくれますし打っていて硬いラバーだとは感じなかったです。球の飛び出し方はやや弧線が出るといったような感じです。


ドライブを打った感じも食い込みが良く、私のような中級者クラスの選手が打っても回転量の多いボールを打つことができます。何より威力が出るのに飛びすぎないので連続で強打してもボールが安定して入ってくれる感じがありました。


シートの引っ掛かりも良く打っていてボールがスリップするような感じがなかったので対ロングボールに対しては素晴らしい性能でした。


下回転打ちもやりやすくループドライブはもちろん強打も打ちやすかったのでストレスなくボールを打つことができました。

台上処理もそつなくやりやすい



台上処理やサービスレシーブも一通りやってみました。


特に飛びすぎるとかやりづらいとかいった感じはなく無難な感じでした。シートの引っ掛かりもいいのでチキータもやりやすかったです。


サービスもしっかりと回転をかけられます。ですのでサービスレシーブに関しては特別何がやりにくいとかはなかったです。

下がっても打てるラバー



収まりがいいラバーと聞くと中陣~後陣では弾まなくて使いにくそうと感じますがV>20ダブルエキストラは台から下がって打ってもしっかりと弧線も出ますし相手のボールの威力に負けることなく打つことができました。


ただボールの飛び出しは速いのでてただ当てるだけでなくしっかりかけ返す意識を持って打っていかないと中途半端なボールになってしまうと感じました。

カウンターも〇



V>20ダブルエキストラの特徴としてカウンターがやりやすいというのも挙げられます。ロングボールがやりやすいとオーバーミスが多いなってしまうラバーが多いですがV>20ダブルエキストラはカウンターもしっかりと台に収まってくれるラバーでした。


特に試合になると力が入ってしまってカウンターのオーバーミスが多くなってしまうという選手は多いかと思いますのでそういった点ではかなりカウンターのやりやすいラバーかと思います。

バックハンドでも使えるラバー



フォアハンドはもちろんバックハンドでも使えるラバーだと感じました。通常52.5度のラバーですとバックハンドに貼るとかなりインパクトが強くないと使いこなせないラバーですが食い込みがいい分バックハンドでも使いづらさを感じず打つことができました。


ただボールの飛び出しが早いのである程度ボールを掴んで打てる選手向けかとは思います。

ボールの重さはやや軽め



ここまでいいとこづくしのラバーですが欠点を上げるとするならばボールの重さがそこまでないといったところです。


使いやすいし回転量のあるボールを打てますが押されるようなボールが出るかというとそうでもなくどちらかといえばスピードに慣れてしまえば返しやすいボールになってしまうかなと感じました。

まとめ

どんな選手におすすめ?



今回はVICTASのV>20ダブルエキストラをレビューしました。


今回紹介したポイントをまとめますと

  • シートは薄めでスポンジが厚いラバー
  • ラバー重量も最近のラバーの中では軽め
  • 52.5度の硬さを感じさせない使いやすさ
  • しっかり振っても収まりがいいのでコントロールしやすい
  • カウンター引き合いもやりやすい
  • ボールの重さはやや軽め



これまでのVICTASのラバーというと少し癖のあるラバーが多かったですがV>20ダブルエキストラは使いやすいですので万人受けするラバーだと感じました。


V>20ダブルエキストラがおすすめな選手は

  • 重量が重すぎないラバーで弾むラバーを探している選手
  • 安定感のあるボールを連続して打ちたい選手
  • 力が入ってしまってもボールが収まってくれるような安心感のあるラバーを求めている選手


ボールの回転量や飛び出し方もテナジーっぽい感じもありますのでテナジーに代わるラバーを探している選手にもおすすめのラバーです。


これまでのVICTASとは違ったラバーで今年の注目商品でもありますので気になった方は参考にしてみてください。

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