今回はXIOMから発売していますヴェガヨーロッパハイブリッドをレビューしたいと思います。
ヴェガシリーズといえば発売から15年以上経っているロングセラーラバーですがそんなヴェガシリーズ最新作であるラバーがこのヴェガヨーロッパハイブリッドです。
ハイブリッドという名前を聞くと上級者向け?と連想しますがどうなのか?今回はヴェガヨーロッパハイブリッドを詳しくレビュー、通常のヴェガヨーロッパとの違いについて紹介したいと思います。
ラバー情報
- ヴェガヨーロッパーハイブリッド
- 粘着系テンションラバー
- シートカラー:レッド、ブラック
- スポンジ厚:1.8、2.0、MAX
- スポンジ硬度:45度
- 価格:定価6050円
H-TOUCHハイブリッドのソフトタイプ
XIOMHPより引用
中国&ヨーロッパのハイブリッドラバー・ソフトバージョン。
コントロールが非常に正確で、様々なレベルやタイプの選手が安心して使える。
ラバーの特徴としては中国系微粘着シートにヨーロッパスポンジを組み合わせたハイブリッドラバーになっています。
ヴェガシリーズの中では過去にヴェガチャイナという粘着系のラバーがありましたが今回は微粘着性のシート+ヨーロッパスポンジを組み合わせたラバーになっています。
粘着テンションと記載していますが触った感じほぼ粘着感はなくテンションラバーに近いです。
ヴェガハイブリッドはこの他にヴェガハイブリッドアジア、ヴェガハイブリッドプロの2種類も発売されています。
価格は6050円とヴェガⅩやヴェガツアーと同じ価格で他のヴェガシリーズより若干高い価格設定になっています。
シート、スポンジ
まずはシートとスポンジを見ていきたいと思います。シートは他のヴェガシリーズ同様引っ掛かりが良くテンションが強く掛かっているシートになっています。
スポンジも45度とそこまで硬くないので少しラバーも反っています。触った感じは粘着っぽくベトベトしているとかはなくほぼテンションラバーに近いです。ラバーを貼り付け後ボールをくっつけてみましたがほぼくっ付かないレベルでした。ですので粘着と謳っていますが微々粘着程度の粘着感になります。
スポンジは他のヴェガシリーズ同様ブラックスポンジになっています。
ラバーを横から見ますとやや太めの粒が詰まっているシート形状になっています。シートは回転系のシート形状になっています。
ラバー重量
今回がレッドのスポンジ厚MAXでの計測になります。カット前のラバーの重量は69gでした。
ラバーに貼り付け後の切れ端の重量を測定しました。19gでしたので69-19=50の為ヴェガヨーロッパハイブリッドの重量はスポンジ厚MAXで50gという測定結果でした。
XIOMのカーボスポンジは重量が重くなりがちですがヴェガヨーロッパハイブリッドはその中でも結構重めかなと思います。