今回はバタフライから発売中のラバーテナジー05ハードをレビューしたいと思います。
このラバーはバタフライの大人気ラバーテナジー05をさらに硬くしたラバーで全日本チャンピオンの戸上選手、平野美宇選手が使用していることでも有名なラバーです。
回転性能の高いテナジー05を硬くしたことによってどんな性能になっているのか、今回はテナジー05ハードを詳しくレビューしていきたいと思います。
ラバー情報
- テナジー05ハード
- ハイテンション裏ラバー
- 発売日:2018年11月1日
- スポンジ硬度:43度
- ラバーカラー:赤、黒
- スポンジ厚:アツ、トクアツ
- 価格:オープンプライス
バタフライ公式HPより引用
回転性能にさらなる威力を加えた『テナジー』
回転性能に優れる『テナジー05』に、さらなる威力を加えるため、より硬めのスポンジを採用したのが『テナジー05ハード』です。「スプリング スポンジ」の特徴である、思い通りの打球を生み出す感覚を維持しつつ、ハードなスポンジが強いインパクトに応え、ワンランク上のパワープレーを可能にします。
ラバーの特徴としてはテナジー05よりもスポンジ硬度を硬くして威力と回転性能がアップしたラバーになっています。
スポンジ硬度はテナジー05が36度に対してテナジー05ハードは43度の為7度硬くなっています。ですのでドイツラバー基準の硬度で表すならばテナジー05ハードは53度とかなり硬めのラバーになっています。
スポンジ硬度以外はテナジー05と一緒でシート、スポンジ形状に変更はありません。
価格も他のテナジーシリーズ同様オープンプライスとなっています。おおよそ7000円~9000円くらいが相場かなと思います。
シート、スポンジ
まずはシートから。テナジー05と全く一緒ですので引っ掛かりが強くザ・日本製といったようなシートです。
スポンジも他のテナジーシリーズ同様です。シート+スポンジを横から見た感じはこんな感じです。
硬めのスポンジですがスプリングスポンジのおかげか触った感じは53度のラバーにしては少し柔らかく感じました
ラバー重量
今回は黒のトクアツでの測定です。ラケットサイズはシェークハンドの157×150のラケットに貼っています。
カット前の重量が74gでした。
ラケットに貼り付け後残ったラバーの切れ端を測定しました。
74-24=50ですのでテナジー05ハードの重量はトクアツで50gでした。スポンジ硬度が硬いこともありラバーの重量は重めのラバーになっています。
ここからは実際に打って見た感想をお伝えしていきます。