今回はスティガから発売されていますマントラプロシリーズ全種類をレビューしたいと思います。
マントラプロシリーズはマントラシリーズの上位ラバーとして2023年に発売されたラバーです。スティガといえばDNAシリーズが看板ラバーですがマントラプロシリーズはどうなのか?今回はマントラプロシリーズのそれぞれの特徴を紹介、ラバー別におすすめの選手を紹介したいと思います。
初めに
初めにマントラプロシリーズについて説明したいと思います。マントラプロシリーズは
- マントラプロXH
- マントラプロH
- マントラプロM
3種類のラインナップが発売されています。
それぞれの違いはスポンジ硬度が違っておりXHが53度、Hが50度、Mが47度となっています。
一番柔らかいMでも硬度47度ということで比較的中上級者をターゲットにして作られたラバーになっています。
ちなみにマントラプロは日本製のテンションラバーになっています。価格は各5940円(定価)です。最近は7000~8000円くらいのラバーが多くなっていますのでマントラプロは比較的安いラバーかなと思います。
比較表
3種類のラバーの比較表ですがこのようになっています。
マントラプロM | マントラプロH | マントラプロXH | |
硬度 | 47度 | 50度 | 53度 |
弾み | ☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ |
回転量 | ☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆☆ |
重量 | 48g | 47g | 50g |
3種類を比べてみますと単純に性能が高いのはXHかなと思います。HとMの違いはそれほど大きな違いはなくHの方が弾みが強めになっています。回転量ですがこちらも一番硬いXHが回転量は一番多いです。一方で回転のかけやすさはMが一番かけやすくなっており硬度が柔らかくなるほど回転をかけやすくなっています。
重量はXHが硬度が硬いこともあって一番重量があります。50gということで両面に貼るとなるとかなりの重量になります。
MとHも47から48gですので比較的重量は重めの部類に入るラバーかなと思います。
それぞれのラバーの特徴
まずマントラプロXHから説明していきますと硬度が53度ということもあって基本的にはハードヒッター向けのラバーになっています。
ボールの弾道は直線気味のボールで同じ日本製でもテナジーやディグニクスとは違ったボールが出るラバーです。
マントラプロHは硬度50度いうことでXHよりは少し柔らかいですがそれでも硬めのラバーになっています。性能としてはXHほど威力あるボールは打ちにくいですがその分使いやすくなっています。ボールも食い込ませやすくなっているラバーです。
マントラプロMは47度ということで中級者クラスの選手に人気の高いスポンジ硬度になっています。
今回紹介した3種類の中では一番使いやすく無難なラバーといえます。威力も出ないわけではなくXHやHと比べると劣るといった感じですので中級者~上級者クラスの選手が使えるラバーです。
3種類ともガンガン回転をかけていくというよりかはミート打ちやスマッシュを織り交ぜてプレーするような選手向けのラバーになっています。
マントラプロXHがおすすめな選手
マントラプロXHをお勧めする選手は前述したようにインパクトに自信がある選手やパワーヒッターの選手におすすめです。
ラバーの性能を引き出すにはしっかりインパクトする必要がありますので中級者でも県の上位に入るレベルの選手や上級者の中でもパワーに自信のある選手向けのラバーかなと思います。扱うのが難しい分しっかり打球できた時は良いボールを打つことができるラバーでもあります。
マントラプロHがおすすめな選手
マントラプロHをおすすめする選手としては硬すぎるラバーは苦手だけど柔らかすぎても威力が出ないので嫌だといったような硬すぎないラバーが好きな選手向けです。
とはいえ50度ありそれなりに硬いので例として挙げればディグニクスだと硬いけどテナジーだと物足りないと感じている選手ならばおすすめできるラバーかなと思います。
マントラプロMがおすすめな選手
マントラプロMをおすすめする選手としては無難に使いやすいラバーを使いたい選手向けです。硬度47度ということで中級者~上級者までの選手層が使う硬度のラバーでどんな技術もそつなくやりやすいです。
逆にいえば突出している部分も少ないので重いボールを打ちたい、スピードあるボールを打ちたいなど考えている選手向けのラバーではないかなと思います。
個人的おすすめ
個人的に今回紹介した3種類の中でしたらマントラプロMをおすすめします。理由としてはフォア面でもバック面でも使いやすくミート打ちなどの弾く技術もやりやすいので悩んだらマントラプロMをおすすめします。
まとめ
今回はスティガから発売されていますマントラプロシリーズ3種類のそれぞれの特徴とおすすめする選手を紹介しました。
日本製テンションで価格も安く硬度の違う3種類から選べるということでユーザーのレベルに合わせたラバーの選択ができるかなと思います。
気になった方は参考にしてみて下さい。