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バタフライ インナーフォースレイヤーALCをレビュー!どんな選手におすすめ?



今回はバタフライから発売されていますインナーフォースレイヤーALCをレビューしたいと思います。


このラケットはインナー系ラケットの中でも一番人気の高いラケットといっても過言ではないラケットで初中級者~トップ選手層まで幅広い選手層に人気の名作ラケットです。


今回はそんなインナーフォースレイヤーALCを詳しくレビューするのとなぜそこまで人気なのか、どんな選手におすすめなのかを詳しく書いていきたいと思います!


旧インナーフォースALCのレビュー記事は過去にアップしていますのでそちらも合わせてご覧になってみて下さい。

商品情報

  • インナーフォースレイヤーALC
  • 合板構成:5枚合板+インナーカーボン2枚
  • ブレードサイズ:157×150
  • ブレード厚:6.0㎜
  • グリップ:ST、FL、AN
  • 平均重量:89g
  • 価格:16500円(税込)

弾みの高さと使いやすさのバランスに優れたラケット

「ボールをつかむ感覚」が特長であるインナーファイバー®仕様のラケット。アリレート カーボンを搭載し、多くの場面で弾みとコントロールのバランスの良さを発揮します。

バタフライHPより引用



ラケットの特徴としてはアリレートカーボンをラケットの内側(インナー)に採用したラケットで数ある特殊素材ラケットの中でも使いやすさと弾みのバランスを重視したラケットになっています。


合板構成は5枚+アリレートカーボン2枚、ラケット厚は6.0㎜となっています。ブレードサイズは157×150となっており一般的なシェークハンドのブレードサイズと同サイズになっています。参考までにに過去に販売していましたインナーフォースALCは158×152ですのでブレードサイズが小さくなった分振り抜きやすくなっています。


ラケットの平均重量は89g、価格は定価16500円となっています。


ちなみにインナーフォースレイヤーALCの兄弟ラケットとしてインナーフォースレイヤーALC・Sというのがありますがそちらとの違いはインナーフォースレイヤーALC・Sの方が板厚が0.5㎜薄くなっておりさらにコントロールしやすくなっています。

ブレード



ここからは実際にラケットを見ていきましょう。まずは全体から。グリップはやや細めで厚みもそこまで厚くないので手の小さな選手やレディースの選手でも握りやすい太さになっています。グリップサイズは下記の通りです。ストレートが一番細く握りやすいです。

FL:100×24×34mm
ST:100×23×28mm
AN:100×24×34mm


今回はFLを購入しました。ANもあるのでこだわり派にも嬉しいラケットになっています。


ラケットを横から見ますとこんな感じになります。


ラケット重量



今回購入したラケットの重量は87gでした。平均89gですので割と軽めの個体かなと思います。特殊素材のラケットは木材ラケットに比べて重量のバラつきは小さめなのであまり気にするほどでもないかと思います。



ここからは打ってみた感想をお伝えしたいと思います。ラバーはフォアにディグニクス05、バックにロゼナを張って打ちました。

打ってみた感想

全ての技術のバランスが良い優等生ラケット



打ってみた感想としてはやはり打球感が柔らかく使いやすい!それでもって威力も出しやすいので優等生ラケットだなと感じました。


何より打っていていいなと思った部分は弧線が高いボールを打つことができるのでネットミスが少なくなって安定したボールを打つことができるようになりました。


台上処理、ブロックもやりやすく打っている中でやり辛さは全くないレベルのラケットです。

威力はアウターやインナーZLCには劣る



当たり前と言ってしまえばそうですがコントロールしやすく安定感がある分威力の面では若干ですが物足りなさを感じました。
イメージ的には

弧線の高さ インナーALC>アウター
弾み    インナーALC<アウター
球持ち   インナーALC>アウター


このような感じで一発の威力やスピードあるボールを打ちたい選手向けというよりかは弧線の高いボールやラリーの安定感で勝負したい選手向けのラケットかなとは感じました。ただ弾まないというわけではないので威力もしっかり出ます。イメージ的には7枚合板と5枚合板の中間ぐらいの弾みかなと思ってもらえれば大丈夫です。


ズバリ人気の秘訣は?



人気の秘訣としてはやはり扱いやすいながらも威力とコントロールのバランスが良いことが挙げられるかなと思います。


一般的な中級者層が求める性能としては

弾みを求めると硬すぎて使いづらい・・・

球持ち重視だと物足りないんだよなあ

といったような悩みが多くそんな悩めるユーザーにピッタリなのがインナーフォースレイヤーALCなのです。


特に一般層の選手は打ち抜くボールよりいかにミスを少なくするかが試合で勝つポイントだと思いますのでそういった点も人気の理由の一つかなと思います。
またブレードサイズも157×150と振り抜きやすいので筋力に自信がなくてもスピードあるボールを打つことができるかなと思います。


どんな選手におすすめ?



おすすめする選手としては威力も欲しいけど球持ちも重視したい、7枚合板やアウターALCでは使いづらいから少し弾みを落としたいと考える選手におすすめです。


また5枚合板からのステップアップや初めて特殊素材のラケットを使いたい選手など幅広い選手層におすすめできるラケットになっています!

まとめ



今回はバタフライのインナーフォースレイヤーALCをレビューしました。人気ラケットということだけあって全体的なバランスが良く不満点がほとんどないラケットでした。


幅広い選手層におすすめできるラケットですのでラケット選びに悩んでいる選手には是非一度使用していただければと思います。参考にしてみて下さい。





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