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ブレードがすり減ったラケットは使える?意外と知らない卓球の知識

2020年7月23日



お気に入りのラケットを台にぶつけて変形してしまった!


卓球をやっているなら経験する人も多いでしょう。


特に激しく動き回るカットマンの選手などはツッツキやカットなどで台にぶつけることも多く、ラケットのブレードの形が変わってしまっているなんて事も珍しくありません。


この場合変形したラケットって試合で使えるの?今回は意外と知らないブレードが変形したラケットの使用について解説したいと思います。

変形したブレードでも使える



結論からいいますと変形したブレードでも試合で使うことはできます。


ただし打球面が平坦でないと使用できません。


つまりラケットのサイドはいくら形が変わっても問題ないですが打球面(ラバーを貼る面)は平らでないといけません。


ですのでいくらぶつけて変形していてもラケットの平坦性が取れていれば問題はないということです。

こんな場合は?

年季が入ってJTTAAの刻印が消えている



長年ラケットを使っているとJTTAAのマークが消えてしまった!そのようなケースもあると思います。


この場合はグリップのレンズなどにマークが入っている場合は使用OKです。


ただしグリップのレンズに表記がない場合、審判長の許可が必要になるケースもありますので注意が必要です。


また海外製のラケットでJTTAAのマークが入っていないラケットも原則審判長の許可が必要になりますので注意して下さい。

ラケットの加工は打球面以外



変形したラケットを使っていいからといって故意に板を張り付けたりするのはNGです。


グリップを削ったり、サイドテープやグリップテープ、サイドバランサーを貼るのは問題ないので打球面以外の加工をしましょう。

まとめ

基本的に打球面以外の加工は問題ない
気になるようであれば審判長に確認を



今回は変形したラケットは試合で使えるのか?について解説しました。


今回紹介した内容をまとめますと

  • 変形したラケットでも使える
  • ただし打球面が変形した場合はNG
  • JTTAAの刻印が消えている場合は審判長に確認を
  • 打球面以外(グリップなど)の加工はOK



意外と知らない卓球のルール、参考にしてみて下さい。

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