シェークハンド ラケット

クリッパーシリーズを詳しくレビュー!何が違う?

2020年8月25日




今回はスティガの名作クリッパーシリーズをレビューしたいと思います。クリッパーシリーズといえばクリッパーウッドが有名ですがクリッパーウッドの他にクリッパーCC、クリッパーウッドWRB、クリッパーCRWRBの4種類があります。


クリッパーウッドは過去には平野美宇選手も使用していましたし、世界選手権、五輪を優勝した劉国梁も使用していました。


今回はクリッパーシリーズのそれぞれの違いと特徴を簡単に紹介したいと思います。

クリッパーシリーズの違い



前述したようにクリッパーシリーズは3種類のラインナップがありますがまずベースとなるのはクリッパーウッドです。


特徴としてはザ・7枚合板といったような性能で木材特有のボールの掴みはもちろん、弾みもしっかりありスピードも出しやすいラケットになっています。


そのクリッパーウッドをベースにグリップを空洞にして重心を先端よりにしたラケットがクリッパーWRB、クリッパーWRBの表面を加工し強度を上げているのがクリッパーCRWRBとなっています。


簡単に打球感の硬さを比較すると

硬い  クリッパーウッド>WRB>CRWRB  柔らかい


クリッパーウッドが最も打球感が硬くCRWRBが最も柔らかいです。WRBは中間といったところです。


クリッパーウッド



クリッパーウッドは3種類の中でも打球感が最も硬くパワーのあるボールを打ちやすいです。


硬いながらも弧線は描きやすくミート打ちもやりやすいです。


7枚合板の中でも威力を重視したい中上級者向けのラケットとなっています。

クリッパーウッドWRB



クリッパーウッドをベースにグリップを空洞にしてラケットヘッドを回りやすくしたラケットです。


重量を重く感じがちですが中陣からでも打ち負けないボールを打つことができ、広いプレー領域でプレーすることができます。


ミート系の打法もやりやすいのでドライブもミートも両方使いたい選手におすすめのラケットとなっています。


クリッパーCRWRB



3種類の中で最も打球感が柔らかく弧線の弾道も最も弧線を描きます。


過去に石川佳純選手も使用していたこともあるラケットです。弾みは7枚合板の中でも抑えめなので前陣向けのラケットです。


ラケットの弾みはクリッパーシリーズの中でも控えめなのでラリータイプの選手や前陣で両ハンドを振る選手におすすめのラケットです。

まとめ



今回はクリッパーシリーズの違い、それぞれのラケットの特徴を紹介しました。簡単にまとめますとパワーが欲しい中上級者はクリッパーウッド、クリッパーウッドWRB弾みが抑えめの7枚合板が欲しい選手にはクリッパーCRWRBがおすすめです。


7枚合板の中でも名作のクリッパーシリーズ、気になる方は是非参考にしてみて下さい。



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