「CNF」
近年卓球界に参入した新素材CNF(セルロースナノファイバー)。登場して早速トップ選手も使用しすでに卓球界を騒がせている新素材です。
今回はそんな注目の新素材セルロースナノファイバーについて紹介したいと思います。
CNFとは?
前述した通りCNFとは(セルロース・ナノ・ファイバー)の略で主に植物の細胞壁に由来するセルロースから成る、直径数nm(ナノメートル)から100nm、長さが直径の100倍以上の繊維状物質のことです。
主に電子部品や自動車の車両部品、化粧品や競技用シューズのゴム底など幅広い製品に利用されています。
セルロースナノファイバーの特徴として軽量でありながら高強度の繊維であるという特徴があります。重量は鋼鉄の5分の1ながらも強度が鋼鉄の5倍と数グラムの重量を重視する卓球界のラケットとしては革命的な素材といえるでしょう。
そしてカーボンとは違いファイバー(繊維)なので他の特殊素材に比べ柔らかく回転がかけやすい素材になっています。
CNFが入っているラケット
CNFが入っているラケットは2022年時点でバタフライから1本、ダーカーから5本発売されています。ダーカーはCNFを加工した素材アウロ・ヴェールLSという素材を使用したラケットになっています。
(ダーカーは2022年時点で在庫限りの販売)
ラインナップとしては
- レボルディアCNF(バタフライ)
- セグナ(ダーカー)
- インペグノ(ダーカー)
- アバンティア(ダーカー)
- アクアセラスCNF(ダーカー)
- クラシック5CNF(ダーカー)
特にこの中で人気なのがバタフライ契約選手である吉村真晴選手を始めトップ選手でも使用者が増えてきているレボルディアCNFがおすすめです。
レボルディアCNFの特徴として板厚5.7㎜と薄めのラケットでありながらもスピードも球持ちもあるラケットです。そしてスイートスポットも広いので手に響く打球感も持っているラケットになっています。
とてもいいラケットなのですが定価38500円と高価なのがネックです。
できるだけ価格を抑えたラケットを買いたいという方にはダーカーのセグナをおすすめします。
定価15000円と一万円台で買えるラケットながらレボルディアCNFに引けをとらない高性能なラケットになっています。ラインナップもFL・ST・中国式・日本式とありますので幅広い選手におすすめできるラケットです。
まとめ
今回は注目の新素材CNFを紹介しました。まだまだ卓球界に参入したばかりで種類は少ないですが研究が進んでくれば更なる高性能ラケットが発売される可能性のあるラケットです。
注目の新素材CNF是非試してみて下さい。