打ってみた感想
使いやすさそのままに威力がアップ!
打ってみてまず感じた事はハイブリッドMKの使いやすさはそのままに威力も出しやすくなったラバーだなと感じました。
ハイブリッドMKは硬度48度にしては使いやすいラバーで体感的には45度くらいのラバーかなと感じますがハイブリッドMKプロもスポンジ硬度51度を感じさせない硬度で非常に使いやすいラバーだなと感じました。体感的には48度くらいのラバーかなと感じました。柔らかく感じる分コントロールしやすく使いやすいです。
食い込ませやすい分低い打点からボールを打っても弧線を描いて入ってくれる為カウンターや打点の落ちたボールでも自分の思い描いた軌道でボールを打つことがやりやすかったです。
対下回転に対しても食い込みすぎるといった感じがなく自分の回転にして打つことができました。
台上処理、チキータも問題なし
台上処理などの小さい技術も飛びすぎる感じはなくチキータもしっかり振れる選手ならば問題ないかなと感じました。めっちゃやりやすいというわけではないですが特別使いづらい感じはないです。
ただチキータは食い込ませやすいといってもそれなりのインパクトは必要ですのでそこは念頭に入れておいて下さい。
台から下がった時はある程度パワーが必要
台から下がってもある程度威力あるボールは打てますが同クラスの50度台のラバーと比較しますと少々飛距離に物足りなさを感じるかなと感じました。とはいっても普通に引き合いなどをしている分には物足りなさは感じませんがもう少しボールが伸びてくれればなと感じました。
伸びるボールを打つためにはしっかり振れることが前提となります。
オートマチックなラバーではないのである程度振れることが前提
テナジーやディグニクスの様なオートマチックに回転がかかるラバーではないので前述したようにある程度スイングが固まっている選手向けのラバーかなと感じました。
使いやすいですが勝手に回転がかかるわけではないので基礎が固まっている中級者以上の選手向けかなと思います。
ハイブリッドMKとの違いは?
ハイブリッドMKとの違いですが簡単に比較しますと下記の様なイメージです。
・威力 ハイブリッドMK<ハイブリッドMKプロ
・回転量 ハイブリッドMK<ハイブリッドMKプロ
・球持ち ハイブリッドMK>ハイブリッドMKプロ
・コントロール ハイブリッドMK>ハイブリッドMKプロ
ハイブリッドMKの威力と回転量を上げその分球持ちとコントロールを少し下げたような感じで
ハイブリッドMKハードといっても過言ではないくらい性能的には似ているラバーとなっています。
どんな選手におすすめ?
おすすめする選手としましてはハイブリッドMKを使っていてもう少し弾みや回転量が欲しい、他メーカードイツ製ラバーが使いづらい、48度~50度帯で使いやすく回転量も多いボールを打てるラバーが欲しい選手などにはおすすめのラバーとなっています。
基本的に癖のあるラバーではないので万人受けするラバーかなと思います。
まとめ
今回はティバーのハイブリッドMKプロをレビューしました。前作のハイブリッドMKと性能的にはかなり似ていますのでハイブリッドMKからステップアップしたい選手、50度帯のドイツ製テンションでも少し柔らかめのラバーを使いたい選手にはおすすめのラバーとなっています。
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