今回は卓球をやっている方なら聞いたことがある「皮付き」について紹介したいと思います。
ベテランの選手などが「皮付きがいい」などと言っているのを聞いたことがあるけど皮付きって何?って方いるかと思います。
そこで今回はラバーの皮付きについての説明、皮付きがあるラバーを紹介したいと思います。
皮付きとは?
皮付きとは焼いたスポンジの外側の部分のことです。
どういう事かといいますと通常スポンジは鋼鉄のプレス機で焼いて作り、その外側の部分は硬くなります。その外側の硬い部分が皮付きと呼びます。
イメージとしてはパンの耳のようなものです。
皮付きのスポンジの特徴として硬くて球離れが早いです。硬くて重量も重くなるのでハードヒッター向けのラバーになります。
皮付きがあるラバー
マークⅤ
まず紹介するのは発売から高弾性ラバーの代名詞、マークⅤ。皮付きになるとこれまでのマークⅤよりも打球に威力を出しやすくなります。
価格の安さもポイントですし、テンションだと弾みすぎる、ボールをしっかりコントロールしたい選手にはおすすめです。
太陽Pro極薄
2つ目に紹介するのはWRMが代理店を行っている銀河の太陽プロ極薄皮付きです。
このラバーは極薄ラバーということで弾まなさ、回転に鈍感なのを生かしてレシーブやブロックがやりやすいラバーですがそれに皮付きをプラスすることで攻撃力も上げたラバーになっています。
前陣でラリーをする選手やナックル系の嫌らしいボールで勝負したい選手におすすめのラバーです。
※調査したところ2024時点で販売している情報が出てきていないので廃盤になっている可能性が高いです。
まとめ
テンションラバーの進化により皮付きラバーは少なくなっている
今回は皮付きラバーとは何か?現在販売されている皮付きラバーを紹介しました。
近年はテンションラバーの進化により皮付きのラバーが使われることは少なくなりました。少し前にはスレイバーも皮付きがありました。
ですが皮付きラバーには皮付きにしか出せないボールも出ます。高弾性特有の弾道や回転量はテンションラバーとは違ったボールで勝負したい選手にはピッタリのラバーです。
気になる方は参考にしてみて下さい。