みなさんの中で「今使っているラケットが重い」「何試合か試合を重ねてくると疲れて振れなくなってくる・・・」
なんて悩みを持っている方はいませんか?
使いやすいラケットを使うのもいいですが自分の振り切れる重量のラケットを使わないとケガのもとになりやすいです。
そこで今回は重量の軽いラケットを紹介したいと思います。
軽量ラケットとは?
一概に軽量ラケットといっても何gぐらいのラケットが軽量ラケットなのか気になるかと思います。
一般的に軽いとされる重量は80g以下のラケットが軽量ラケットといえます。
ラケットの重量が80g以下だと両面特厚で裏ソフトを貼った場合でも180g以下で収まり、片面ペンホルダーならば130g台の総重量になると思います。
軽量ラケットのメリット、デメリット
軽量ラケットのメリットとして
- 切替し、戻りが早くなる
- フルスイングで振れる
- 操作性がいい
まずラケットが軽いとラケットに振り回されるといったことがなく切り返しやスイングの戻りが早くなります。
そしてスイングスピードも自然に上がるのでボールも速くなります。ラケットが軽ければフルスイングで振っても戻りやすいです。
また軽いラケットの方が台上処理などの繊細なタッチが求められる技術は操作性がいいのでやりやすいです。
軽いラケットのデメリットとしては
- ボールが軽い(威力を出しにくい)
- 相手のボールの勢いに押されやすい
軽いラケットはボールのスピードこそ出しやすいですが、威力や回転量の面では軽いボールになってしまいます。
またブロックなどの相手のボールの勢いを吸収するような技術はボールの勢いに押されやすいです。
軽量ラケットの特徴
軽量ラケットに多い特徴として
- バルサ材
- 桧材
- ブレードサイズの小さいラケット
- 板厚の薄いラケット
が挙げられます。
バルサ材
バルサ材の特徴としては
- 軽量
- 素材が非常に柔らかい
- 手に響く感覚がある
まずとにかく素材が軽いです。素材が軽い分弾みが出にくいのでバルサ材のラケットは板厚が厚いラケットが多いです。
特殊素材との相性も良くバルサ材×特殊素材のラケットも多数あります。
デメリットとしては素材が柔らかいということもあり非常にもろいです。台にぶつけたり、落としてしまうだけでもへこんでしまうので取り扱いには注意が必要です。
桧材
桧材といえば日本式の単板に使われている素材という認識がある方も多いでしょう。
桧材の特徴としては
- 軽量
- 反発がいい(球離れが早い)
- 打球感が硬い
といったところが挙げられます。軽さではバルサ材より重いですが反発、打球感の硬さなど桧材の方が弾みに優れています。
デメリットとしては素材が高級木材なので価格が高い物が多い、バルサ材同様ぶつけたりすると割れやすいなどがあります。
桧は単板は割れやすいですが、上板だけ桧などの合板だと割れにくくなります。
ここからは実際におすすめの軽量ラケットについて紹介したいと思います。
おすすめ軽量ラケット
ブラックバルサ5.0(VICTAS)
まず最初に紹介するのはVICTASから発売されていますブラックバルサ5.0。軽量のバルサ材を中芯に配置したラケットで板厚が5.0㎜と非常に薄いです。
ラケットの平均重量は65gと非常に軽くコントロール性能に優れたラケットになっています。
エアーカーボン(ヨーラ)
こちらはヨーラから発売されていますエアーカーボンというラケットです。
バルサ材+カーボンのラケットで軽量ながらも弾みも出るようにしたラケットです。ラケットの平均重量は72gと非常に軽く、軽いラケットがいいけど弾みも欲しい選手におすすめのラケットです。
バーサル(VICTAS)
こちらはVICTASから出ているラケットのバルサです。シェークハンドだけでなく中国式のラインナップもあります。
平均重量は驚きの65g!とても軽いです。とにかくラケットの重量を軽くしたい選手にはおすすめです。
HINO CARBON POWER(VICTAS)
こちらはVICTASから出ているラケットヒノカーボン・パワーです。平均重量は85gとなっています。
桧素材+カーボンのラケットになっており軽さを考慮しながらも弾みを上げたラケットになっています。