今回はバタフライから発売中のラケットであるオフチャロフインナーフォースALCをレビューしたいと思います。
このラケットは五輪メダリストでバタフライ契約選手であるオフチャロフ選手の名を冠したラケットでオフチャロフ選手本人も使用しているラケットです。
インナー系のラケットということで同じインナーALCのラケットであるインナーフォースレイヤーALCと何が違うのか?今回はオフチャロフインナーフォースALCを詳しくレビューしながら違いについても解説していきたいと思います。
ラケット紹介
- オフチャロフインナーフォースALC
- 合板構成:5枚合板+アリレートカーボン(インナー)
- ブレードサイズ:158×152
- ラケット厚:6.2㎜
- グリップサイズ:FL:100 × 25 × 34 mm ST:100 × 23 × 28 mm AN:100 × 23 × 28 mm
- 平均重量:87g
- 価格:定価19800円(税込)
ラケットの特徴としては5枚合板+アリレートカーボンを内側に2枚入れたインナー系のラケットになっています。
パワーのあるオフチャロフ選手が使用しているので一見ぶっ飛び系のラケットかと思いきやインナーなので扱いやすくなっています。
価格は定価19800円となっています。選手モデルのラケットですので若干価格は高めです。
インナーフォースレイヤーALCとの違い
インナーフォースレイヤーALCとの違いですが大きく分けて
- ブレードサイズ
- ブレード厚
- グリップ
この3つが違います。順番に解説していきますとブレードサイズはインナーフォースレイヤーALCが157×150なのに対してオフチャロフインナーフォースALCは158×152と縦1mm横2㎜大きくなっています。
インナーフォースレイヤーALCの前のインナーフォースALCが158×152のサイズでしたので昔のブレードサイズになった感じです。ブレードサイズが大きくなると球持ちが良くなったりブロックが安定しやすくなったりするメリットがあります。
2つ目はブレード厚です。インナーフォースレイヤーALCは6.0㎜なのに対してオフチャロフインナーフォースALCは6.2㎜なので0.2㎜厚くなっています。これによってインナーフォースレイヤーよりも弾むようになっています。
3つ目はグリップです。インナーフォースレイヤーALCはグリップに丸みがあって握りやすいグリップでしたがオフチャロフインナーフォースALCは若干グリップが太めに作られています。イメージ的にはビスカリアを少し太くして丸みのあるグリップにしたような感じで手の小さい選手には少し握り辛さをかんじるかもしれません。
2つの違いを表にまとめるとこんな感じです。
ブレードサイズ | ブレード厚 | 重量 | 価格 | |
オフチャロフインナーフォースALC | 158×152 | 6.2㎜ | 87g | 19800円 |
インナーフォースレイヤーALC | 157×150 | 6.0㎜ | 89g | 16500円 |
ではここからは実際にラケットを詳しく見ていきたいと思います。
ブレード
まずはブレードから。ブレードは前述した通り158×152のブレードサイズなので若干大きいです。
ちなみに箱はこんな感じです。高級があってめちゃめちゃかっこいいです。
ラケットを横から見るとこんな感じ。ブレード厚は0.2㎜大きいくらいなのでぱっと見は良く分かりません。
ちなみに今回購入した個体は87gでした。平均87gなので丁度いいくらいの個体でした。
グリップ
グリップは前述した通りインナーフォースレイヤーALCよりちょい太めです。
凄く太いわけではないので男性の方なら特に違和感ない方が多いかと思いますが手の小さい選手や女性の方は注意してください。
ここからは実際に打ってみた感想を詳しくレビューしたいと思います。