ラバー 裏ソフト

ヤサカの看板ラバーラクザXをレビュー!どんな選手におすすめ?

2020年2月1日



ヤサカを代表するラバーとして安定して人気を誇っているラバーラクザX。


ヤサカの契約選手でも使用している選手も多いですし、中級者層でも使用している選手も多いです。


今回はそんな看板ラバーラクザXを弾み、重量、打球感などを徹底レビューしたいと思います!

商品概要



RAKZA XはNSS(*)によりどんな状態からでも摩擦した分だけ確実に回転をかける事が可能になります。また、従来のラバーよりも長くグリップしている感覚があり、抜群の安心感と安定感を誇ります。

硬めのパワースポンジを組み合わせる事で十分な弾みと飛距離を持ち、相手の回転に負けない力強いドライブ攻撃に最適なラバーです。

*NSS: ノンスリップシート
〔Slipとは…強烈な回転がかかったボールに回転をかけ返す際に、稀にエネルギーロスが起こり十分な回転がかからない場合のこと〕</>

ヤサカHPより引用



ラバーの特徴としてはNSS(ノンスリップシート)と硬めのパワースポンジを組み合わせることで回転量のある強烈なボールを打てますよっていうラバーです。ラバーの価格は定価6600円となっています。


スポンジの気泡はシートにしっかり詰まっており気泡が荒いドイツ系のスポンジとは違う感じです。


ラバー厚は特厚、厚、中厚となっており硬度はメーカHPの情報ですと45度~50度となっています。


翔龍もそうですがヤサカはラバー硬度のバラつきが大きいのがネックな所ですね・・・


ラバーの重さは特厚、通常サイズのシェークハンドのラケットに貼りまして50gでした。ですのでラクザXは特厚で50gと重めのラバーになっています。


テナジー05が大体45gぐらいなので結構重いですね。


重量の目安としてはテナジー05<ラクザX=V15エキストラぐらいかなと思います。


今回はラケットはインナーフォースZLC、フォアにラクザX、バックにロゼナを貼って打ってみました。

打ってみた感想

使い手次第でテナジー以上の性能が出せるラバー



一言で言ってしまえばテナジー以上の性能、あります。


さすがにボールが上に上がる性能や打球点がずれても入ってくれるオートマチックな性能はテナジーの方が上ですがボールの重さ、回転量はテナジーを超えるものがあります。


まず基本打法ですがラバーが硬いということもありよく弾みます。


ドライブがこのラバー最大の特徴かなと思います。ブロック側の選手が「ボールが深く、伸びてくる」と言ってみました。


確かに打っている側としてもシートがしっかりしているのでしっかりラバーに噛ませて打っているような感覚があります。


ただラバーが硬いこともあり少し打点がずれたり振り遅れたりするとボールが落ちてしまうといったことはありましたがしっかりとインパクトできた時の回転量はテナジーを超えると私は思いました。


ブロックは硬いラバーということもあり回転の影響を受けずらくやりやすいですが伸ばしたりカウンターは勝手に飛んで行ってしまう感じがあるので少々難しかったです。この辺の技術は慣れが必要かなと思いました。


台上処理、サーブレシーブもこれといってやりにくい技術もなく安定してできました。ただフリックは力が入ってしまうとオーバー気味な感じでした。

硬さを感じる時も多々あり



悪い点というほどでもないのですがどうしても硬さを感じる時がありました。


練習ではリラックスしているのでいい感じに打てるのですが試合になるとどうしても力が入ってしまうのでオーバーしてしまう時が多かったです。ラバーの重量も重いことながらしっかり振りきらないとボールが走ってくれませんので注意が必要です。


硬いラバーでどちらかといえばパワーヒッター向けのラバーなので完全に使いこなすのには時間がかかるかな・・・といった印象を受けました。

まとめ

どんな選手におすすめ?



→パワーに自信がある選手、テナジーとは違ったボールの質で勝負していきたい選手におすすめ


簡単にまとめますとやはりラバーが硬いこともりハードヒッター向けのラバーかなと思います。


しかし力がないからといって使いこなせないかと言えばそういうことでもなく、あまりパワーのない私でも十分満足のいく性能でしたので非力な選手、ミートを多用する選手にもおすすめです。


やはり最大の特徴はテナジーとは違う癖のあるボールが出るところ。他の選手とは違ったボールで勝負したいって選手には是非使ってもらいたいラバーですので参考にしてみて下さい。



上位モデルのラクザXXのレビューはこちらから↓

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