今回はスティガから出ていますダイナスティカーボンをレビューしたいと思います。
このラケットは中国を代表するペンホルダーである許昕選手が使用しているラケットで特殊素材のラケットになっています。
今回はそんなダイナスティカーボンを試打する機会がありましたので打ってみた感想、ラケット情報を紹介したいと思います。
ラケット情報
- ダイナスティカーボン
- 合板構成:木材5枚+2枚(アウターカーボン)
- 板厚:5.9㎜
- グリップ:FLA、STR、PEN、PAC
- ラケット重量:95g±5g
- 価格:25850円
スティガHPより引用
弾みはカーボン、打球感は木材合板のスーパーラケット
アウターカーボンを搭載しボールの威力を出すことは勿論、木材の打球感の良さを残し細かい技術とのバランスが取れたラケット。STIGA独自の加工技術「TeXtreme +」によりスイートスポットが広く、創造性豊かなプレーと繊細な感覚を実現したいプレーヤーに。
スティガといえば木材ラケットというイメージが強いですがダイナスティカーボンは5枚+アウターカーボンが2枚という特殊素材の中でも王道の合板構成になっています。
テキストリーム+というスティガ独自の技術を取り入れておりスイートスポットを広くしつつも弾みを重視したラケットになっています。
ラケット自体の平均重量は95gとかなり重めの重量のラケットになっていますがラバーを貼って持った感じはそれほど重量を感じませんでした。
ラケットの重心の位置は貼るラバーによって変わるかと思いますが両面テナジー05を貼った場合ヘッド寄りに感じました。
打ってみた感想
かなり重量が重いがしっかりインパクトできれば〇
打ってみた感想としてはやはりラケット重量が95gということもありラケットはかなり重いラケットになっています。ラケットをもった感じはそこまで重さは感じなかったですがいざラケットを振るとかなりヘッドに重心があって振り遅れたりすることが多かったです。
ただその分しっかりインパクトできた時のボールの威力は素晴らしく回転量のあるボールを打つことができます。
テキストリーム+を搭載しているということでスイートスポットが広く多少打つ位置がずれても安定してボールを打つことができました。
ラケットの弾み自体はぶっ飛びというわけではないですがかなり弾む部類のラケットではあります。
台上やブロックは意外にやりやすい
弾むラケットなので短い技術はやりづらいかなと思っていましたが意外と台に収まってくれてやりやすい印象でした。
もちろんチキータや台上バックドライブはしっかり振ればいいボールが入りますし自分の加減次第でコントロールがしやすいなと感じました。
まとめ
許昕のようなオールラウンドにプレーする選手にはおすすめ
今回はスティガのダイナスティカーボンを軽く触った感じですがレビューしました。
まとめますと前陣でも中陣でも使いやすいラケットですので許昕のような前でも後ろでもプレーをする選手にはおすすめのラケットになっています。
唯一重量が重いのがデメリットではありますが使いこなせれば強力なラケットですので参考にしてみて下さい。