打って見た感想
限りなくテンションに近い粘着テンション!バランスの高さが魅力
打って見てまず感じたことは数ある粘着テンションの中でも弾みはトップクラスのラバーで弾みに関していえば普通のテンションラバーと変わらないくらい弾みます。硬度は53度ということでかなり硬めかなと思いましたがシートが柔らかく設計されている為打ってみるとそこまで使いづらく打球感も53度のラバーということを考えれば柔らかく感じます。
特にしっかりインパクトした時は甲高い打球音がなるので打っていて気持ちのいいラバーです。
ドライブを打った感じもシートが強くしっかり引っかかってくれますのでボールが落ちる感じがなく安定して打つことができます。チョリ系のドライブやスピードを落としたドライブも打ちやすくボールが落ちるといったことはほとんどなかったです。
前陣だけでなく台から下がっても飛距離のあるボールを打つことができますので中陣~後陣でも充分に使えるラバーです。
粘着テンションということなので肝心の粘着らしさはというと回転量の多いボールを打つことはできますが粘着特有の沈むようなボールや癖のあるボールは少し打ちづらいです。テンションラバーにほんの少し粘着性能が入ったと思ってもらえればいいです。
ラバーが弾む分ボールも正直なボールになりやすいといった感じです。
台上処理やレシーブもやりやすい
弾む粘着テンションということで台上処理やレシーブはどうなのかといいますと思ってるよりコントロールしやすく特に使いづらいといった感じはなかったです。ストップはもちろんフリックやチキータもそつなくできるラバーでした。
カウンターは粘着テンションらしくやりやすい
粘着テンションラバーということもありカウンターは相手の回転に負けることなく打つことができるので非常にやりやすいラバーでした。
ラバーが硬い分しっかり食い込ませるインパクトは必要ですがカウンターの安定性はとてもいいラバーでした。
しっかり振らないと棒球になる
デメリットとしてはラバーが硬いこともありしっかりボールを掴んで打たないと中途半端なボールになってしまう感じがありました。
特にボールが詰まった時などはしっかり振れていない時もありますので中途半端に打ってしまうとラバーの良さが生かされないボールになってしまうことがありました。
他の粘着テンションとの違いは?
トップ選手でも使える粘着テンションラバーということで他の粘着テンションラバーと何が違うかといいますと弾みが粘着テンションラバーの中ではトップクラスなのと普段テンション系のラバーを使っている選手でも移行しやすいいラバーになっています。
そういった普通のテンション系ラバーとほとんど変わらないけどほんの少しだけ粘着らしさをプラスしたまさにハイブリッドな性能を持ったラバーになっています。
まとめ
今回はティバーのハイブリッドK3をレビューしました。数ある粘着テンションラバーの中でもかなり使いやすい部類のラバーで普段テンション系しか使っていない選手でも違和感なく使えるラバーになっています。
ティバーシリーズ最高価格のハイブリットK3。気になる方は参考にしてみてください。