今回はVICTASから出ているV>01をレビューしたいと思います。このラバーはVICTASができたばかりの頃に発売されたラバーで過去には出雲卓斗選手なども使用していたラバーです。
VICTASのラバーといえばV15シリーズやV20ダブルエキストラなどが看板ラバーではありますがV>01とはどんなラバーなのか?詳しくレビューしたいと思います。
ラバー紹介
- V>01
- ハイエナジーテンション裏ソフト
- スポンジ厚:1.8、2.0、MAX
- スポンジ硬度:47.5度±3度
- ラバー重量(特厚):48g
- 価格:定価5610円
特徴としては硬めのラバーとなっておりハードヒッター向けのラバーとなっています。シートの粒が小さく間隔が広い為球離れも速いラバーとなっています。
V>01のラバーの重量は一般的なレギュラーサイズのラケットに貼った場合特厚で48gと重めの部類のラバーかなと思います。
価格はV15シリーズなどに比べ1000円以上安くなっていますのでコストパフォーマンスといった面では優れています。
今回は7枚合板に貼って打ってみました。
打ってみた感想
スピード重視のラバー、直線的なボールが出しやすい
打ってみた感想としてはスピードが出るラバーというラバーということもあってボールの軌道はかなり直線的でした。
同じスポンジ硬度であるV>15エキストラとの違いはV>01は硬くても引っかかりがよく回転もかけやすいイメージ、V>15はしっかりインパクトできればいいボールが出るといったイメージを持ちました。
軽打した感じはスポンジが硬いということもありよく弾みます。軽打ではそこまで弾む感じはなく大人しめなラバーかなと感じました。
しかしドライブを打ってみると直線的な弾道ながらも回転もしっかりかけられるラバーでありスピード感のあるボールを打つことができました。
少しコントロールが難しいところがありますが慣れれば威力のあるボールを打つことができます。
弾むラバーではありますが台上処理やサーブレシーブなどは意外とやりやすいです。硬いラバーはストップやチキータなどはやりやすいですがV>01はツッツキやフリックなどもやりやすかったです。
どんな選手におすすめ?
V>01をおすすめする選手としては
- 硬めのラバーでも直線的なボールを打ちたい選手
- 取りにくいボールを打ちたい選手
- ハードヒッターで重めのラバーを探している選手
硬いラバーですので基本的にはしっかり振れる選手やパワーのある選手が使った方がラバーの良さが生かされるかと思います。
まとめ
今回はVICTASのV>01をレビューしました。V>15シリーズの影に隠れてあまり人気のないラバーの様なイメージがありますが実際には威力の出しやすい実力のあるラバーになっています。
V>01はV>01、V>01リンバー、V>01スティフと3種類のラインナップがありますので残りの2種類も機会がありましたらレビューしたいと思います。