ある日突然今までできていた技術ができなくなってしまう、自分の思うように体が動かない、そのような経験をした方いるかと思います。
それはもしかしたらイップスの可能性があります。
今回はイップスの症状やイップスになってしまった場合どうすればいいのかについて書いていきたいと思います。
イップスとは?
wikipediaより引用
イップス (yips) は、精神的な原因などによりスポーツの動作に支障をきたし、突然自分の思い通りのプレー(動き)や意識が出来なくなる症状のことである。 本来はゴルフの分野で用いられ始めた言葉だが、現在ではスポーツ全般で使われるようになっている。
スポーツをしている人なら聞いたことある方も多いと思います。イップスにかかってしまった有名な選手として野球のイチロー選手が有名です。
卓球界でも青森山田-専修大と活躍した三部選手や元日本代表の坂本竜介さんがイップスになってしまったと公表しています。(三部選手は現在は克服したそうです。)
このイップスという症状は明確な治療法がなく克服できるかは個人の気持ち次第といったところがあります。症状によってはある日突然回復したり逆に何をやっても症状が回復しないこともあり未だはっきりとした治療方法がない症状でもあります。
ですがどういった事をすれば克服できるのか知りたい方も多いかと思います。
今回は卓球におけるイップスの克服、考え方を紹介していきたいと思います。
真面目な人ほどイップスになりやすい?
イップスになりやすい人の特徴として真面目な人や神経質な人に表れやすい傾向があるそうです。
そういった方って能力の高い選手が多いのでちょっとしたことができないと深く考えすぎる→イップスになりやすいのかなと思います。
リラックスして試合する
イップスに多い事例として過度な緊張からくるものがあります。
緊張やプレッシャーを感じると思う様に体が動かなくなるのでまずは自分の力を引き出す為に勝ち負けを気にせず試合することが大事かと思います。
切り替えて考える
卓球におけるイップスに多いパターンとしてできない部分を気にしすぎて他の技術が疎かになってしまうことが多いです。
例えばバックドライブができなくなったとしましょう。できなくなってしまうとできないことばかり気にしてしまい他の技術にも影響が出ることがあります。
イップスを克服するというよりかは一つの考え方としてできないものはできないと諦めるといったことも卓球においては大事です。
特に卓球はその技術ができないからといって絶対試合で勝てないといったことはないので気持ちを切り替える意味では諦めることも大事です。
全国クラスで活躍する選手の中にもイップスで苦しむ選手はいたりしますがそういった選手でも逆手で打つ、フォアドライブがイップスなのでバックドライブでカバーするなどその技術を切り捨ててプレーする選手もいます。
卓球から少し距離を置く
有効な克服法としてある程度そのスポーツから距離を置くことも大事です。
卓球においてもある程度距離をおくことでリフレッシュできるので効果があると思います。時間が解決してくれるというやつですね。
休むことである程度感覚がなくなりますので1から考えることができます。イップスになる人は深く考えている人が多いのでその技術を1から再確認してやると違った角度で見ることができるので思い切って卓球から距離を置くのも大事になってきます。
何かしら治療法が知りたい!
何でもいいから治療法が知りたい!という方はブルーバックミュージックという音楽療法があるのでそちらをおすすめします。
ブルーバックミュージックについて知りたい方はこちらを参考にしてみて下さい。
まとめ
今回はイップスの克服法について紹介しました。明確な治療法がなく苦しい症状ではありますが個人の努力で克服した人もたくさんいますのでイップスになっている人は諦めず今回紹介した方法を試してみて下さい。