今回はスティガから出ているインフィニティVPSⅤをレビューしたいと思います。
中国の樊振東選手が以前使用していたラケットでありスティガの人気ラケットになっています。
今回は私も3ヵ月程使用していたのでその感想を皆さんにお伝えしたいと思います。
商品概要
- インフィニティVPS V
- 木材5枚合板
- グリップ:FL、ST、AN
- 板厚:5.8㎜
- 平均重量:85±5g
- 価格:定価15950円
スティガHPより引用
2枚目の板にVPS搭載。比較的軽量でありながらも、パワーの伝導とコントロール性能のバランスに優れたラケット。
VPSテクノロジーというものを採用しており過熱と冷却を繰り返しハードな打球感ながらも軽量のラケットを作ることができている様です。
ラケットはこんな感じです。今回はANグリップにしてみました。
ラケット単体で球突きをした感じは5枚合板とは思えないくらい弾みがあり高めの音が鳴ります。
打ってみた感想
ラバーはフォアテナジー05、バックにロゼナを貼って打ちました。
第1印象としてはめちゃ弾む!ほんとに5枚なの?といった感じでした。
硬めの板から放たれるボールは5枚合板とは思えないくらいいいボールが打てます。
只5枚の中ではかなり硬いのでしっかりボールを掴んで打たないと棒球になってしまう感じがありました。しかしスピードは申し分なく5枚合板の中ではトップクラスの弾みだと思います。
台上処理は難しくツッツキを始めにやった時は飛びすぎて抑えられなかったです。台上処理は少し練習がいるかなといった感じでした。
上板が硬い分切ったり短く止める技術は練習が必要かなと思いました。
サーブも食い込ませて打つタイプの選手はコントロールが難しいかもしれません。
下回転打ちやカット打ちはラケットが軽くしっかり振りぬくことができるのでやりやすかったです。
まとめ
どんな選手におすすめ?
→7枚合板程弾みがいらない選手、弾む5枚合板が欲しい選手、粘着ラバーに合うラケットを探している選手向け
まとめますと5枚合板の中で弾むラケットを探している選手には是非使ってもらいたい一本です。
粘着ラバーとの相性もいいですし重量も軽いので粘着ユーザーには是非使ってもらいたい1本です。価格は木材の中ではかなり高めですが価格相当のスペックはあるかなと思います。
ただ紹介したように上板が硬いので初心者向けではなく中級、上級者向けのラケットになるので注意して下さい。