今回は紅双喜から出ているキョウヒョウ龍5をレビューしたいと思います。
このラケットは日本国内での発売はまだないですが国内のトップ選手でも使用している選手が多く以前は馬龍選手も使用していました。日本でも田添健汰選手や芝田沙季選手などが使用しています。
今回は打ってみた感想、同インナー系ラケットであるインナーフォースZLCとの比較もしていきたいと思います。
※2021年4月からニッタクでも販売を開始しました。
商品概要
・紅双喜 キョウヒョウ龍5
・合板:5枚合板+インナーカーボン
・重量:平均89g±3g
・ブレード厚:5.9㎜
ラケットのスペックとしては一般的なインナー系ラケットと変わりません。
ラケットの価格はニッタクで購入する場合定価44000円(税込)。数あるラケットの中でも最高級クラスのラケットといえるでしょう。
ニッタクの場合はJTTAAのマークが入っていますが紅双喜の場合はラケットにはJTTAAのマークが入っていませんのでルール上は試合の際許可が必要です。
今回はキョウヒョウネオ3、テナジー05を貼って打ってみました。
打ってみた感想
打球感はインナーフォースより硬め
打ってみた感想ですが第1印象としてはインナーフォースよりも打球感は硬めで弾むと感じました。
ただすごく硬いかというとそこまででもなくほんの少しインナーフォースよりも硬いかなといった感じです。
ですので球持ちもインナーらしくしっかり持てます。
ドライブを打った感じは威力、回転量共に文句なしのいボールが出せました。
ただ硬めのカーボンということもありしっかりインパクトできなかった時は中途半端なボールになってしまいました。
台上処理、サーブレシーブなども一通りやってみました。
特別やりにくい技術はなかったですがレシーブは少し弾みすぎるところがありますので注意が必要です。
粘着ラバーとの相性は〇
馬龍選手の名前が入っているということもあり粘着ラバーとの相性はバッチリでした。
キョウヒョウにインナーなので弾みが物足りないかなと思っていましたが粘着でもボールのスピードを出すことができました。
打球感としてはアウターALCとインナーフォースZLCの中間くらいの打球感ですので粘着ラバーを使っていて弾みも球持ちも両方欲しい選手にはおすすめです。
グリップは細め
キョウヒョウ龍5のグリップですがFLグリップはバタフライ系のFLのグリップとは違い細くて丸まったグリップになっています。
手の小さい選手はいいですが手の大きい選手はフィットしない可能性がありますので注意してください。
まとめ
今回は紅双喜のキョウヒョウ龍5をレビューしました。
おすすめする選手としては中級者以上で技術のレベルが高い選手におすすめします。
理由としてはラケットの性能が高く誰でも使いこなせるようなラケットではないのである程度基礎が固まった選手が使うラケットかなと感じました。
気になった方はチェックしてみて下さい。