今回はVICTASのVENTUSStiff(旧ヴェンタススピード)をレビューしていきたいと思います。
ヴェンタスといえばスーパーヴェンタスが巷ではじわじわ人気をあげていますが、今回はヴェンタスシリーズ第2弾となりますヴェンタススピードをレビューしていきたいと思います。
※TSPがVICTASに統合されたことにより商品名がVENTUS Stiffに変更になりました。
商品概要
VICTASHPより引用
スピードアップした新時代テンションラバー
スピン性能を重視したトップシートと、やや硬質なスポンジを組み合わせることで打球にスピードを与えた。打球したボールは安定した弧線を描きながら確実に台をとらえ、かつ威力あるボールを作り出す。パワーと弧線を求めるハードヒッター向きの1枚。
ラバーのコンセプトとしてはやや硬めのスポンジ+スピン重視のトップシートの構成になっておりハードヒッター向けの1枚となっております。
シート、スポンジ
ラバー厚さは1.8、2.0、MAXとあり、スポンジ硬度は45度±3度となっています。
商品紹介の通り硬めのスポンジから放たれるボールには威力があります。
今回はSK7に貼ってみました。シートの感じは曇り系というよりかはツヤツヤ系のシートになっています。シートの引っかかりもよくドイツ系に近い引っかかりでした。
スポンジの感じは分かりづらいですが気泡が荒いテナジーやラザンターとは違い、ファスタークG1などの詰まってる系のスポンジになっています。(上がヴェンタス、下がラザンター)
硬いラバーですがそこまで重い感じはなく一般的なシェークハンドのラケットに貼った場合スポンジ厚MAXで45~47gくらいになるかと思います。
打ってみた感想
実際に打ってみた感想は
「めちゃくちゃいい!値段以上の性能」
フォアでもバックでも打ってみましたがどちらで打ってもやりにくい技術がなかったです。
ラバーの食い込みも非常にいいので安定したドライブを打つことができますし、管理人は特にバック面での使用が良かったです。
食い込みがいいのでバックドライブを擦るタイプよりかは食い込ませて打つタイプの選手には是非使ってもらいたいラバーです。
台上は硬めのラバーということもありストップ、ツッツキはやりやすかったです。
チキータも同様に硬いので相手のサーブの回転に負けることなくやりやりやすかったです。ただフリックは弾む分少しやりづらいかなと感じました。
欠点としてはラバーが硬いのでしっかりインパクトできないと棒球になってしまうような時がありました。ですので初級者向けというよりかはある程度スイングが固まっている中級者クラスの選手におすすめできるラバーです。
まとめ
・どんな選手におすすめ?
→中級者以上のある程度ドライブが打てる選手ならばかなりおすすめ!
全般的にやりにくい技術がなかったので癖の少ないラバーだと思います。
普段バックに中間硬度のラバーを貼っている方ならバック面でもやりづらさを感じませんし、硬いラバーが苦手な方でも使いやすいラバーだと思います。
値段も定価で5390円とショップ等で買えば4000円台で買えるラバーということもあり比較的コスパもいいので非常におすすめです。