打ってみた感想
グリップ力抜群!ラザントグリップを強化したようなイメージ
打ってみて感じたことはさすがラザンターということだけあってシートのグリップ力が強く打っていてボールが落ちるようなことがほとんどなかったです。
昔のラザントシリーズを愛用していた方ですとラザントグリップをさらに弾みとグリップ力を上げたようなラバーだと感じました。
軽打ではそこまで弾みがあるわけではないですがドライブを打ってみますとエナジーセル効果もありスイングスピードがなくてもスピードのあるボールを打つことができます。回転量もコントロールしやすくボールをしっかりと掴んで打球することができますので安定してボールを打つことができます。
ボールの飛び出し方は弧線重視で上に飛んでいくようなラバーですのでスイングは前に振った方がオーバーミスが少なくなります。
下回転打ちに対してもボールをグッと持ってくれる感覚がありますのでネットミスを恐れることなく打つことができるラバーだなと感じました。
台上処理、サービスレシーブも〇
台上処理やサービスレシーブに関しても特にやりづらいといった感じはなかったです。ただシートの引っ掛かりが良い分短く止めようとした時はその分繊細なボールタッチが求められますので注意が必要です。
チキータに関してもかなり打ちやすくチキータが苦手な選手でもボールをしっかり持ってくれますので打ちやすかったです。
下がると飛距離はイマイチ
これは柔らかめ~中高硬度ラバーの宿命ともいえますが下がった時の飛距離は物足りなさを感じてしまいます・・・
決して飛ばないということではないですが普段硬いラバーを使っている選手や台から距離を取ってプレーする選手にはあまりおすすめできないかなと感じました。
フォアとバックどっちにおすすめ?
個人的にはバックでの使用をおすすめします。フォアでも初級者~中級者クラスの選手でしたらおすすめですが中級者以上の選手ならば弾みとコントロールのバランスを重視してバック面での使用がおすすめです。
ただバック面につかうにもある程度バックドライブが振れるレベルの選手の方がいいかなと感じました。
ラザンターR48との違いは?
分かりやすくまとめますとこんな感じになります。
- 弾み R48>R45
- 回転量 R48>R45
- コントロール R48<R45
- 重量 R48<R45
弾み、回転量を重視したいならR48、コントロール、重量の軽さを重視したいならR45がおすすめです。ただどちらも他メーカーの同硬度のラバーに比べますとかなり使いやすいラバーなので少し背伸びをして普段よりも硬めの硬度でチャレンジするのもありかなと感じます。
まとめ
今回はアンドロのラザンターR45をレビューしました。今回の内容を簡潔にまとめますと
- シートのグリップ力は抜群、旧ラザントグリップを強化したようなラバー
- ボールはしっかり持ってくれる、落ちる感じはあまりない
- 台上処理もやりやすい
- 下がった時の飛距離はそこまで
- 使うならバック面
ラザンターシリーズの中でも使いやすい部類のラバーで幅広い選手層に人気のラバーになっています。特に中級者クラスの選手層でバック面のラバーに悩んでいる選手には是非使用してもらいたい一枚になっています。是非参考にしてみてください!