今回はニッタクから出ているキョウヒョウプロ3ターボオレンジを少し打つ機会がありましたのでレビューしたいと思います。
このラバーは2017年に発売されキョウヒョウシリーズの中でも弾むラバーとして発売され一時期は日本の伊藤美誠選手も使用していました。
ですがヒットラバーというわけでもなくあまり使用者が少ないラバーでどんな性能なのか気になっている方もいるかと思います。
そこで今回はラバーの概要と打ってみた感想をお伝えしたいと思います。
ラバー情報
- キョウヒョウプロ3ターボオレンジ
- 粘着性ラバー
- 厚さ:中、厚、特厚
- スポンジ硬度:45度
- 価格:6600円
- ラバー重量(157×150に貼った場合):特厚で52g
キョウヒョウプロ3ターボオレンジと通常のキョウヒョウとの違いはスポンジに違いがあります。
キョウヒョウプロ3ターボオレンジは日本製高弾性スポンジを採用しておりアクティブチャージというスピード性能をアップさせる技術を採用しています。
ですので通常のキョウヒョウよりは弾むようになっておりスピードは出しやすくなっています。
ラバーの重量は重めで通常のシェークハンドのブレードに貼った場合特厚で52gとかなり重めのラバーになっています。
打ってみた感想
通常のキョウヒョウよりは弾むラバー
打ってみて感じた事は通常のキョウヒョウシリーズより弾みはありますが粘着テンションのような弾みはなくどちらかといえば粘着ラバーに少し弾みをプラスしたようなラバーだと感じました。
本格的な粘着ラバーに比べれば粘着らしさは少ないですがその分弾みがあるので粘着ラバーと粘着テンションの間のようなラバーといった感じかなと感じました。
ですが粘着ラバーの中でも比較的テンションの様に打ってもボールが入ってくれるので使いやすさは〇です。
粘着ラバーらしく台上は〇
台上処理やブロックは粘着ラバーらしく弾まないのでとてもやりやすいです。
特にストップがやりやすく自分が思ったよりもしっかり止まってくれる印象を受けました。
ただバック面で使う場合はしっかりインパクトできないとチキータは威力は出ないと思います。
ドライブは粘着らしさがある
肝心の粘着らしさですがドライブを打ってみた感じは弾む割に粘着ラバーらしさがあるなと感じました。
しっかり回転もかかりますしナックル系のボールも出せるので粘着らしさは充分にあると思います。
粘着ラバー、粘着テンションとの比較表
粘着ラバー | キョウヒョウターボオレンジ | 粘着テンション | |
弾み | △ | 〇 | ◎ |
粘着らしさ | ◎ | 〇 | △ |
回転量 | ◎ | 〇 | 〇 |
通常のキョウヒョウシリーズ、他の粘着テンションと比較しますと良くも悪くも中間の性能といった感じでしょう。
ただ全体的にバランスの取れたラバーですのでこれからキョウヒョウシリーズを使っていく前に使ったり粘着テンションより粘着らしさが欲しい選手などにはおすすめのラバーです。
まとめ
今回はニッタクのキョウヒョウプロ3ターボオレンジをレビューしました。
粘着らしさがありながらも使いやすいラバーになっていますので気になる方は参考にしてみて下さい。