今回はVICTASから出ているテンションラバーV15スティフをレビューしたいと思います。
V15エキストラ、リンバーに続く第3弾として出たこのラバー、コンセプトとしては中間硬度のラバーで安定性を重視したラバーになっています。
バック面に中間硬度のラバーを貼る選手は多いですが実際どうなのか?使ってみた感想を書いていきたいと思います。
商品概要
・V15>Stiff
・ハイエナジーテンション裏ソフト
・スポンジ厚:厚、MAX
・スポンジ硬度:45度±3度
・ラバー重量:46g(カット後、レギュラーサイズ)
ラバー重量はスポンジが柔らかくなっているのでもう少し軽いかと思いましたがエキストラとはシートの形状が違うそうで重量はエキストラより少し軽いぐらいでした。ですのでV>15スティフの重量は46gとV>15エキストラよりは4g程軽いラバーでした。
スポンジ硬度は45度となっており最近流行りの中間硬度のラバーになっています。
価格は定価7150円となっています。
今回はインナーフォースZLCに貼って打ってみました。
打ってみた感想
中間硬度で扱いやすい!穴のない万能ラバー
打ってみた感想ですがV15エキストラより使いやすくなっているのでロングボールも台上処理も安定したプレーができました。
打球感は少し硬いくらいで飛びすぎる、硬すぎて食い込まないといった感じはなかったです。
同中間硬度のラバーのロゼナと比較するとロゼナよりは少し柔らかいかなといった感じです。
ドライブはめちゃくちゃ掛かるわけではないですが弧線はやや高めで安定して打つことができました。中間硬度のラバーだけあって威力とコントロールのバランスの良さを感じました。
対下回転に対するドライブもしっかり返すことができましたが威力はエキストラの方が上かなと思いました。ループドライブのやりやすさ、詰まった時、態勢がしっかりしていない時の安定感はスティフの方が良かったです。
台上処理、サーブレシーブも特に不満点はなくやりやすかったです。程よくラバーが硬いのでチキータもやりやすかったです。
シートの引っかかりは普通
シートの引っかかりは普通といった感じです。中間硬度で人気のラバーロゼナと比較すると劣るかなといった感じです。
ボールが落ちるとかそういったことはないですがしっかり球を持ちたい時に先に飛んで行ってしまうことがあったので少し引っかかりが弱いかなと感じました。
ただ下回転が持ち上げにくいとかいったような感じはないのでそこまで気にしなくていいかと思います。
下がった時は物足りなさがある
とても使いやすくて万能ラバーですがロゼナ同様下がった時の飛距離が物足りない感じがしました。
弧線は安定しますがスピードのあるボールかといわれると微妙なので下がった時は威力よりも安定重視かなと思います。
まとめ
どんな選手におすすめ?
- バック面に中間硬度の使いやすいラバーを探している選手
- プレーを安定させつつも威力も欲しい選手
- 柔らかいラバーからのステップアップを考えている選手
今回はVICTASのV15スティフをレビューしました。V15エキストラやリンバーはクセがあって好みが分かれるような感じがありましたがスティフは全体的に使いやすくなっているラバーで個人的にはバック面に非常に良かったです。
気になる方は是非参考にしてみて下さい。